2005年のアンドリュー・ニコル監督作品。
ウクライナ系アメリカ人のユーリは一旗あげるため武器密売に手を出し類まれな才能を発揮、弟のヴィタリーと共に世界のあらゆる地域で武器を売りまくり「死の商人」…
ガタカのアンドリューニコルとイーサン・ホークの再タッグ!に少し期待しすぎたかな😢
2人のシーンはとても良かったし、ストーリー展開も好き!
しかし、アンドリューニコルのカメラワークがテーマとそぐわな…
銃弾の「生まれてから死ぬまで」を描いた印象的なオープニングから一転して、ほとんど武器使用シーンは出てこない「戦争映画」ならぬ「戦争の映画」。
裏のお仕事映画というような雰囲気で進んで、最後の最後で…
“無敵”の武器商人の、戦争を描かない戦争ドラマ。
軽快でユーモラスなモノローグ。銃、金、クスリ。ダイヤモンドに美女に豪邸。スカーフェイス式の栄枯盛衰。
平和を祈りながら武器を売るような、痛みと矛盾に…
ニコラス・ケイジのアクション映画かと思ってみたら実話ベースの始終語りのあまり好みじゃないやつで、途中からイーサン・ホークが日本の俳優の誰かに似てるなって思って、それ検索してて内容に身が入らなかったか…
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実在の人ではないけど、複数の武器商人への取材を元に作られた、実際の出来事に基づくフィクション映画、らしい。
テンポよく進む雰囲気からブラックジョークな映画だと思って観てたけど、だんだんと笑えなくな…
このレビューはネタバレを含みます
ニコラスケイジ主演の武器商人に視点を当てた映画
決して裕福な過程で生まれたわけではない主人公がどの様にして武器商人として名を馳せたのか、また法を掻い潜っていく姿が手に汗握る
これはもう才能なんだなと…
いきなり余談なんですが…自分は映画を観る前に極力情報を入れたくないタイプです
でもあらすじすらも見ずに選んで失敗する事も多く、今回はまさにそれでした
すごく嫌な事があってシリアスな作品を観る元気が無…