転んではじめて見つかるものがある。乳母車の虚しく回転する車輪の音にふかふかとした河川敷の土の匂い、うららかな午後の空に浮かぶ食べちゃいたいくらいの雲。
僕らに与えられた最大の幸福とは、永遠なんてくだ…
せつない。
だけど、恒夫じゃないと
ジョゼを、海の底みたいな世界から
光さす世界に連れ出せなかったと思う。
たとえ終わりが、見えても
すすんでいく者にしか見えない世界。
ジョゼを
まっすぐに、…
2024年 19作目
邦画ブーム継続中
結構好き。
この時代独特の、邦画の雰囲気というか、
ただのキラキラ恋愛物語ではないところ、
画の彩度低めなノスタルジックな感じ、
とても好き。
エモの…
2人でずっと一緒にいて欲しかったって思ったけど、お婆さんが死んで恒夫のおかげで外の世界と繋がりを持てるようになったジョゼの人生は今始まったようなものだから、この2人の結末もこれからジョゼが生きていく…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
最後は恒夫が逃げてしまった。もう少ししっかりして欲しかった。恒夫は本能的なずるいところがある。そこが人間味のある青年。恒夫と身体のみの関係のヌードの女性役は江口のりこさんだそうです。今のテレビのイメ…
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