ミニシアター系の質感とブコウスキーはめちゃくちゃ合うし、いくつかの物語を掛け合わせたものという構造もぴったり。ある時代の空気をある時代のやり方で作ったら新たなブコウスキーの寓話になるというのは、原作…
>>続きを読む原作もそうだけど、虚無感に満ち満ちている。
チナスキーとジャンの恋は何処にも接続しないからこそ切ないのか。
職場の窓から煙草を吸うために窓を開ける⇒パンして外側からのカメラ、窓から顔を出すチナスキー…
これはブコウスキーが作家として大成する前の物語。
というわけで必然的に堕落した酔いどれ具合が見れる。
仕事も一日でクビ。酒も女も手放せない男。
しかし書くことだけは飽きることがない。
もちろん未…