ブコウスキー:オールドパンクの作品情報・感想・評価

「ブコウスキー:オールドパンク」に投稿された感想・評価

Baad

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4.7
『酔いどれ詩人になる前に』の公開に合わせて一回だけ再上映されたものを見ました。

印象的だったのは、自作の詩を読み上げるその声がなかなかのもので、とても役者にマネの出来るようなレベルのものではなかったということです。

『酔いどれ詩人になる前に』のレビューを書く時にマット・ディロンの喋り方に違和感があり、彼の演技が良かったにもかかわらず褒める気にはなれなかったのですが、その理由の一端が判った気がします。

ドキュメンタリーの伝記映画の通例で、いろいろな人のインタビューが収録されていいますが、とくにトム・ウェイツと妻のリンダ・ブコウスキーのそれが印象的でした。

(圧倒的な肉声 2007/12/20記)
しばらくブコウスキーの作品は読んでいないけど、また読みたくなったな〜

ブコウスキーの作品は
"こんな生き方最低じゃねえか"が
読み終えて本閉じたあとには、
"最高だ、仕事やめてぇ"に変わる毎度の不思議。
chuchuyama

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3.3
酔いどれ詩人チャールズ・ブコウスキー、女を抱きまくったのは有名になってからとか、晩年はほとんど酒飲まなかったとか意外な話も。。
wtrit

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4.4
ブコウスキーの作品はこれまでに3冊読んでいて、その作風や奇抜性に偏った世の中での持ち上げられ方から、一見裏表がなさそうな印象だった。

そんなブコウスキーという人間の、A面ではなくB面とはどんなものなのか、彼が生きた一瞬一瞬、心の奥底に隠されていた感情はどんなものだったのか、この映画ではそれらが丁寧に、さまざまな人の声を集めてブコウスキーのリアリティとして紡ぎ出されていて、見終わると心臓を撃ち抜かれたような気分だった。
映像に収められたブコウスキー自身の声やふるまいのドキュメントとしての強さ、感動はもちろんだが、この映画を作り上げた作り手側、出演者の魂の純度のようなものにも感動した。

そういう意味で、映画の最後の方に出てくる「魂が鈍ると形式が現れる」という短い詩がとても印象的だった。この映画自体がまるで、解像度や音響システム、3D、4DMX、CGクオリティ、原作頼みの映画づくりなどなど、形式的な要素に逃げがちな現代の一部メジャー映画とそれに慣らされた観客たちへのアンチテーゼのように思えた。
とは言いつつ映画の楽しみ方は作品、人によってそれぞれ違うので一概に否定したいわけではないのであしからず、、
映画篇

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3.8
ヘンリー ・ミラーに次いで好きな作家。個人的最高傑作はデビュー作のポスト・オフィス。
錆犬

錆犬の感想・評価

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2021/01/09 DVD
愛とは現実の光とともに消えてしまう霧
ブコウスキーの墓標にはこう記されてある
「DON'T TRY」
『オールドパンク、哄笑する』を読み、興味を持って鑑賞。

リアルジャイアニズムの体現者。(冗)

赤塚不二夫かブコウスキーか。(談)

アル中で偏屈、下品で横暴、暴力的で我儘な愛すべきクソオヤジ。

…父親との確執。

女性への扱いと考え方。

そして、自分と真摯に向き合う人物像。


反体制の荒くれどものに敬愛されたアメリカ文学の偉大成る『オールドパンク』で、孤高の詩人の『全編名言だらけ』のドキュメンタリー。


ハリー・ディーン・スタントン、ボノ、トム・ウェイツ、ショーン・ペンと自分が憧れる人物達が、彼をリスペクトしている。

そりゃ心に突き刺さらない訳が無い。


ラストの朗読と共に幕を閉じるJohn DavisのThis Nightが心に沁みいった。


もう一本映画が作れそうな豪華過ぎる映像特典も必見!👍️
詩人チャールズ・ブコウスキーのドキュメンタリー。詩ではなく「冷たく冷えた月」経由で知った。
特典にトムウェイツとボノがブコウスキーの詩を読んでいて良かった。
カナダにいた20代前半の頃にどハマりしていたチャールズ・ブコウスキー。ブコウスキーにかぶれてLCBOで安い赤ワインの大瓶を買ってきて、夜な夜な泥酔して絵を描いたり、詩を書いたりしていたのが懐かしい。

そんな敬愛してやまないチャールズ・ブコウスキーのドキュメンタリー。いやいや本当に愛すべき男ですわブコウスキーのおっさんは。泥臭くて無骨で創造的で最高にイカかしたおっさん。ブコウスキーの詩は堪らんね。心から好きだな。もうブコウスキーが喋ってるところを見れるってだけで最高のドキュメンタリー作品ですよ。

観終わって早速ブコウスキーの作品を読み返したい気分。安い赤ワインをグラスなんかには入れず、ボトルのままラッパ飲みでもしながらね笑 バンフから帰国する際にスーツケースに入りきらなくてブコウスキーの本は住んでた部屋に殆ど置いて来たけど、その後に入った人に読んでもらえてると最高だな。

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