ソビエトSF初期代表作!
20年代にこの発想は驚きでしかないけど、当時は相当変人扱い受けたんじゃ、、笑
ジャケのとっつきづらそうなイメージから暫く横目でスルーしてきたけど、意外と見やすかった。
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曖昧な境界。屈折している。妻への嫉妬妄想。そこから逃避するための夢想としての謎の電波信号、ロケット開発、火星人、宇宙旅行。火星女王が自分のことを愛しているという妄想。三角観測装置、冷凍保存・人工管理…
>>続きを読む「浮気を疑って妻を殺し、逃亡先の火星で女王と恋に落ちる(ついでに共産革命が起こる)」、これがロシア史上初の宇宙映画というのだから愛おしい。現代から見れば結末がいかにもロシアらしいブラックユーモアにな…
>>続きを読むメトロポリスより早く,すでに舞台装置や衣装は完成している.且つ只のSFに終わらずあくまでヒューマニズム要素を主眼とする饒舌さ.
機械や技術から人間へ,ではなく人間によって革命がもたらされるのも新鮮.…
『月世界旅行』から僅か20数年後、人類はついに火星探検へ、モンタージュという最新の装備を整えて出発する。
とはいえこの時代のソ連映画なんで、独裁政治から共産主義へ向かいつつあった思想をしっか力説して…