1929年、ソ連/ロシア、サイレントモノクロ映画。
監督作の中でひとつ転換がある作品。
これまで主人公は群衆だったが、今作では農婦マーサを中心にドラマが描かれる。
父が亡くなり遺産として彼女に分…
レッツらコルホーズ!──自営農家は大変、だから皆で力を合わせてコルホーズ(集団農場)を結成しようぜ!という力強いメッセージが伝わってきたりこなかったり。コルホーズのトラクターを買うためにカンパして集…
>>続きを読む記録映画(大嘘)
コルホーズの喧伝のためのプロパガンダ。
一応出てくる人間はガチ農民らしい。
機械が好きなんだなあってつくづく感じるカメラワークが多い。
機械を動かすシーンはどれもワクワクしちゃう…
一般市民と国の思想が合致していた時代の幸福感を伝える貴重な一作、そしてそんな状況を前向きに受け止めて「ソ連はこれからも頑張るぞー!」と言わんばかりに労働の近代化を宣伝し、そのためにモンタージュなどの…
>>続きを読むエイゼンシュテイン総監督の下、「センチメンタル・ロマンス」(1930)「メキシコ万歳」(1930)でもタッグを組むアレクサンドロフ監督がメガホンをとった農業の集団化&機械化促進映画。原題は「STAR…
>>続きを読む建築表象のお勉強のため、急遽鑑賞、とはいえ、中盤に映る国営農場のシーンと、街のシンメトリー高層ビルぐらいか知らん。
冒頭の躊躇ない貧困描写からの、集団農場や国営農場と機械化の称揚・礼賛、その官僚主…
バター製造機を買った農民たちが訝しげに機械を見つめる場面で、なかやまきんに君かって言いたくなるくらい「濃くなるか!濃くならないか!」っていう、どっちになるか煽る描写のモンタージュが盛り上がりすぎて爆…
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