普段は去勢されたスターリニズム文化なんてクソ食らえという態度でいるが、こういう観るに耐えるクオリティの社会主義リアリズム映画観ると色々わからなくなる。観るに耐える以上のものではなかったがこういう音楽…
>>続きを読むソ連製プロパガンダミュージカル。
イメージアップしようとしているのはシベリヤで間違いないんだけど、ソビエトだったり、コルホーズだったり、はては共産主義そのものだったりする。
怪我を負ってピアニスト生…
1947年のイヴァン・プィリエフ監督のテクニカラー映画。全編に音楽と愛が詰まったすてきなミュージカル。生き生きとした人物描写がとても魅力的。脚本もうまいけど、何といっても重厚で流麗なカメラワークが素…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
旧ソ連政府にカットされていたシーンも復元された〈完全版〉鑑賞。
ピアニストとして華々しい将来を約束されていたアンドレイは、戦争で左腕を負傷した為に、音楽家の道を諦めて傷心の帰国を果たす。
一方、…
1947年制作という時点で気づくべきだったが、ただのメロドラマに非ず。当時のシベリアというフロンティアがいかに素晴らしいところかを示すプロパガンダ的な要素が意外と含まれていてかなり驚いた。
なかなか…
『ソ連で2番目のカラー作品』
戦争で指を怪我してしまったピアニストの男が、新たな人生を歩んでいく物語。
故郷に対する愛情や音楽に対する歓びに満ち溢れた物語です。
雄大なシベリアに流れるクラシッ…