タイトルや、原作の内容から想像するほど、絶望感はないのにもかかわらず、観た後、打ちのめされた気分になった。
2階建て?の宿屋を舞台に、家主が暮らす2階、下宿人が寝起きする1階、そしてその全員が一同…
男爵と仲良くなるシーンがピークで、そのあとは下降気味。友情メインと見せかけて男爵が普通の脇役になるのはなぜ?ラストの田舎道のシーンはそれなりにいい締めだと思っていたが、時間が経った今振り返るとグダリ…
>>続きを読む原作であるゴーリキーの戯曲と比較すると、映画版『どん底』はカラッとしていて、爽やかさが残るラストといいかなり異なる印象を受けた。
ジャン・ギャビンとルイ・ジューヴェの演技に魅了されてしまった。
古…
ゴーリキーの原作に拘らなければ秀作かと思う。
メイン舞台の木賃宿はそれほどのどん底な感じはしないが、悲惨な状況下でも登場人物たちが前向きなのが良い。
ジャン・ギャバンのペペルは彼の最上の演技のひと…
[家財を差し押さえられた男爵の住まいに泥棒を稼業にする男が侵入。男爵は自殺するつもりだったが、泥棒が結果として止めることとなり、二人で一夜を飲み明かし、泥棒の常駐している安宿に迎え入れた…]
ゴー…
ゴロワーズかどうかはわからないがジャン・ギャバンは本当にシネマの中で吸うんだなと思って。紙タバコちぎって2人で半分ずつ吸うとか、短くなってもくわえたまま話しまくるとか、もはやタバコが小道具ではなく衣…
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