ジャン・ルノワールの観る
ロシア戯曲家ゴーリキー作
その日暮らしの木賃宿で暮らす
人達と新入りのギャンブルで身を
滅ぼした男爵
黒澤明版は救いのない文字通り
どん底だった記憶です
ルノワール版は…
このレビューはネタバレを含みます
終わり方の編集なに〜!?!?
多分車、で早々トラックアウトしながらスクリーン自体もズームアウトして行ってフィン…… 早かった笑
モノクロ映画に限らないかもだけど、ちょっと古い映画は移動撮影を考える…
1936年製作。原作マクシム・ゴーリキー。脚色ジャン・ルノワール、シャルル・スパーク、E・ザミアチン 、ジャック・コンパネーズ。監督ジャン・ルノワール。
博奕で失くした600万円は博奕で取り返す、…
このレビューはネタバレを含みます
黒澤明版を観たので、比較のために観た。
思ったよりも違いが多くておどろいた!
まず、ペペル(盗人)と友達になる「男爵」という役は黒澤版にはいなかった。
ぺぺルと反対に堕ちていく側の人。
下宿のメ…
「どん底にやられたんだ」という台詞が印象的なものの、彼らの生活にはあまりどん底感がなく。。。レストランでの流れるような移動カメラと、ギャバンと伯爵が仲良くなったことを示す窓辺の形態類似ショットは美し…
>>続きを読むレストランの長回しのシーンが素敵だった。
「どん底」とは一変して華やかな景色になり、レストランにおける階級のユーモラスな掛け合いとコショウを丁寧に振りかける支配人のセンスが堪らなかった。
ペペール…