母は満洲引揚者で、小学生の頃の私に、事細かく引揚時の辛さ、恐ろしさを語った記憶が未だ鮮明であり、宝田明の、満洲に一人残された兄が大陸を放浪の末、新潟県で偶然再会した体験話が本作に被さり、三部作の中で…
>>続きを読む森の中をひたすら彷徨う第5部。
捕虜生活を送る第6部。
敗残兵を率いて彷徨う梶、避難民と出会い道を共にするが、弱いものから脱落していく。最初は待ってあげたりするんだけど、食べるものは無くなるし、歩…
女は脆く、男は惨い。問答無用で傑作。殺人と優しさの果ては重さに押し潰される。この二つが共存してる世界では、誠実な人がどれだけ壊されてゆくのだろうか、それは悲劇ではなく、どうしようもない出来事かのよう…
>>続きを読む「お前みたいなやつが清算されるまでに時間がかかりすぎるから、その間に良いやつが死んでいくんだ!」
昨今の立花孝志をはじめとして有象無象による惨劇を見越していたかのような、とんでもなく社会の不条理さの…
『完結篇』第五部「死の脱出」と、第六部「曠野の彷徨」から成る。
問答無用の大作であることは間違いがない本作。バラして、じっくり観直してみることにした。
〰︎🖋️ MEMO
【第五部「死の脱出」】…
9時間30分を走りきった達成感よりも、結末の重苦しさに胸が押し潰されそうな気持ちでいっぱい。映画に力がある証拠だと思う。
この完結篇が一番面白かった。
兵舎や捕虜労働所といった閉鎖社会での暴力を描…
完結編
あの髭のせいもあってか
だんだん仲代達矢が
イエス・キリストに
見えてきた笑
組織的な戦闘は
おそらく終わったんだろうけど
ちゃんとした情報もないので
どこにいけばいいかよくわからない
…