怪談蛇女の作品情報・感想・評価・動画配信

『怪談蛇女』に投稿された感想・評価

3.0

〖1960年代映画:怪談映画:時代劇:東映〗
1968年製作で、時は明治の初め、地主の家に鞭打ちがもとで亡くなった小作人の幽霊が現れて…惨殺された小作人一家の怨念が、蛇に姿を変えて復讐を果たすという…

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sobayu
3.0

オカルトというよりは、加害者側の精神錯乱の結果のように描かれているのが面白かった。幽霊になっても小作人の男はへりくだって慈悲を乞うだけなのが不気味で逆に怖い。
住み込みの労働者仲間は皆優しいのが救い…

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深緑
3.5
別に「蛇女」が主ではない。でも人間の非情さがホラーだな。花嫁は何も悪くないが、地主一家はもっと狂って死んでもいいんじゃなかろうか?
人間の業を醜く描く中川信夫!

若旦那が死ぬ場面の恐怖演出が素晴らしい。
機織りのかたかたという音であさの霊を感じさせ1つのショットの中でぼっと現れてすっと消える。ちゃんと怖くて階段を上がって転落して鎌が刺さるのも面白い。

旦那…

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MrNO
3.8

国立映画アーカイブの、中川信夫特集で見ました

殺された弥助(西村晃)の
「旦那。土齧っても借金返します」
殺されたあさ(桑原幸子)の
「若旦那、堪忍してください」
が耳から離れません

典型的な怪…

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喉を切って死ぬ女が、喉から空気がヒューと漏れる音をさせるのが怖い。クライマックスの映像美の爆発。ラストは巡礼姿に御詠歌の生き地獄。地主・封建制度批判。桑原幸子が良い。
3.5

花嫁なんも悪くなくてかわいそう
蛇女とはいうものの、蛇じゃないの父母がバコバコ登場してってラストは暴走状態
こういった霊の偏在性、罪なき人が霊の乗り移る対象になるのは四谷怪談にも通じる中川信夫印。

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お話はベタ中のベタなので触れないが、面白く見れる。カメラはやたらとパンをするが、フレームから人が外れたと思ったら同一ショット中にフレーム外から別の人物が入ってくる、このスムーズさよね。
見ていてスト…

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性悪地主の酷い仕打ちがひたすら続く展開なのに中川信夫ならではの俯瞰ショット含め縦横無尽のカメラワークで全く退屈しない。

山城新伍含め悪の地主一家の惨たらしい死が見れなかったのは少々残念。

呪うで…

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コワすぎや漫画も含めて蛇女の映画は時代関係なく気持ち悪さや怖さの見せ方が面白い 終盤の暗闇神棚でやられた

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