「飛んだ純情二重奏だよ」
こうやって戦前の懐かしき松竹大船映画のタイトルをセリフに入れるのがいいんだよな!戦前に青春時代を送ったか、あるいは助監督/脚本家下積み時代を送ったか…、彼らのノスタルジーが…
1964年の作品
60年前という事で、時代を感じさせるゆったりホンワカ長閑で観易い、まさに"喜劇"作品です。
笠さんはすでに確立された笠智衆スタイルで、おイタをしてしまった堅物聖人君子を演じる一方…
★堅物でウブな笠智衆が、男として一回ハメを外しておかないと!ということで浮気するも、うっかり美人局に遭ってしまう。隠し通せるのか?
◯オープニングタイトルもクレジットも出し方が可愛いな
◯倍賞千…
お堅い鉄屋も火が着きゃ熔ける、てなわけだが、そんな下世話なところに低回なんてしない、何となく景気のいい感じ。なにせオリンピックと新幹線の半年前だし。
とは言えだ。若い香山ホステスに暖められた笠氏…
楽しい~。香山美子に「パパ、パパ」言い寄られて困惑しながらも結果的にデレンデレンでだらしない笠智衆の表情を見よ。堅物・智衆の欲負け浮気に端を発するてんやわんやを、結局は収まるところに収め切る松竹娯楽…
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細君もあきれるカタブツが、突然起した出来ごころ!
堅物、聖人と言われる鉄鋼会社専務さんがバーの女と京都出張ご同伴で火傷。笠置衆が面白くて褪色フィルムも気にならない良質コメディ…
毎日C調に楽しく暮らしたい香山美子とお寿司つまんで慣れぬ浮気心に台拭きで額を拭うせんぶり笠智衆、いつもの可愛こぶりっ子でケ・セラセラ。紫が営む小料理屋の身内席で全てを片付けるのり平、パラシュートのケ…
>>続きを読む若い女に言い寄られてイイ感じになっちゃう鼻の下伸ばした笠智衆が腹立つ〜&地震観測に熱心な勝呂さんの設定も最高だし、笠智衆ファミリーを取り囲む人間構成が複雑すぎるのにトントンとまとめていくのほんと最高…
>>続きを読む気の置けない友人である会社の専務と道楽親父を中心に、それぞれの息子と娘の恋愛、専務のホステスとの浮気、道楽親父と妾の関係など、男女の間の関係、立ち振舞いを明るく描いたコメディ。いかにも松竹。とても面…
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