このレビューはネタバレを含みます
ジメジメした団地…親権争い…不安だらけの新生活…
いやーな要素があまりに多くてあまりに嫌だった
話のオチというかテーマは小泉八雲や雨月物語といった古典的なまでに日本人の心にクリティカルなもので心打た…
単なる怖さだけでなく湿った切なさが後を引くのがこの作品の魅力。Jホラー特有のジメジメっとした感じとリングのようなミステリーな雰囲気、そして家族愛、母親としての責任など様々なテーマで展開されるストーリ…
>>続きを読む切ない…。
「リング」のミステリー要素に加え、子供との幸せな生活を守る為に奮闘する母親の姿を描いた作品。
今の時代忙しくて子供のお迎えになかなか来ない保護者はどれくらいいるのか。その子供は、一人…
上質で湿度の高い映画だった。
設定やストーリーが全てジャパホラらしい陰鬱としたイメージ。
松原母子以外みんなちょっと嫌なやつで、松原母の置かれてる状況も暗く、子どもだけが心の支えだったんだろうな。…
人が本能的に嫌だなって感じるものだったり条件の解像度が高すぎる。観てるだけで息苦しくなってくる、本当に映像表現の極地みたいな作品。
リングもそうだけど直接的な恐怖表現の数を限りなく少なくして、いか…
こんなに水の表現が嫌だと感じたのは初めてかもしれない。
洪水に巻き込まれるとか、水に満たされる部屋に閉じ込められるとか、そういう直接的な怖さでなくて、雨が降りしきる中、観てるだけでジメッとした団地の…