割とシンプルなお話だけれども、荒んだ心がじんわりとゆるやかに癒されていくような素敵な映画。食は生の根幹でありつつ彩りを与えるもの。浪費ではなく真心としての贅を尽くす意味を考える。
凝った料理をつくり…
素敵な映画でした。
人生の後半戦に考える
「自分が最後を迎える時、周りに何を残すのか。」
予告編は見ない方がいいかもしれません。
「映画と音楽と人生を語るラジオ ~stock taking~ 」…
美味しい料理は、神の沈黙さえ満たす
質素な生活を送る村人たちに、彼女がふるまったのは、一夜限りの豪華な晩餐。その食卓は、沈黙と孤独に包まれていた人々の心を、ゆっくりと溶かしていく。”食”という芸術…
食というものは命を頂くという崇高なもので、人と人の心をつなぎ安らぎをもたらす行いだということを深々と考えさせられた。デンマークの小さな村が舞台で、その静かな美しさに魅了される中で流れるゆったりとした…
>>続きを読むまるで『メリー・ポピンズ』をベースにしたような大人のための寓話性と言えば、僕のなかで真っ先に思い浮かぶのが『バグダッド・カフェ』(パーシー・アドロン監督, 1987年)であり、この『バベットの晩餐会…
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