シェフとギャルソン、リストランテの夜の作品情報・感想・評価

「シェフとギャルソン、リストランテの夜」に投稿された感想・評価

Bom

Bomの感想・評価

3.4
料理映画でも最高の映画。晩餐のシーンは涙が溢れるほど幸せが伝わってきた。スタンリートゥッチ天才。天才天才。

初観作品2017年~410本目
み

みの感想・評価

3.5
終盤の食事のシーンだけ見るだけでも多幸感がある。こんなにおいしそうなのになんで経営厳しいのかなあ?そして、最後のシーン‥!たまごとバゲッド、肩組む兄弟。いい映像だな。
まつ

まつの感想・評価

4.0

このレビューはネタバレを含みます

兄ちゃんが作るどの料理も美味しそうなんだよな。
ただどのコース料理よりも最後のスクランブルエッグが何でもないけど一番美味しそう。
アメリカに住むイタリア移民の兄弟が主人公。彼らの営む本格派イタリア料理店がうまくゆかなくて、アメリカ向けに改変したイタリアンで大成功した知人に融資を頼むも断られる。が、かわりにその知人、ひとつ大一番ってな客を手配して、兄弟の名をあげるビッグチャンスを企画してくれる。さてその夜、

ってな話で、あらゆる点おもしろくみていると、途中ふいに肩になにかがぶつかる。ひとりの部屋のなか、明かりを消してパソコンにむかっているときに。
季節が季節だから、どこかからコガネムシでも迷い込んだかと思ってると、そのうち、明らかなカサカサ音。もしや、と明かりをつけると、壁に貼ったポスターに巨大なゴキブリ。外の道あるけば10メートルに1匹はみかけるんだからまあ不思議はない。どこかに心の準備があったためか、慌てずに、さりとてなにもせず立ちすくむ。ゴキブリはおおきいのに臆病な虫だ。過剰に長い触覚をぐるぐるさせて、どことなく不安そうである。死ね。
洗剤をとりに一度、そいつに背を向け、ふたたび振り返ったときにはもういない。なぜ。
途方にくれて、なんとなく家中をみわたすと、洗濯機のところにいる。なぜ。一間の家とはいえ移動、はやすぎないか? とにかくとりあえずカビキラースプレーを撒いてみる。しかし逃げられる。どうしようか、ととにかく立ちすくんでいると、しばらくしてついに冷蔵庫の下からしれっとでてくる。クイックルワイパーのやつで潰して、キッチンペーパーでくるんでポイ。

一安心して部屋に戻ると、本棚のかげから触覚がはみでている。さっき部屋にいたやつは、まだ部屋にい続けてたのか。なにせ10メートルあるけば1匹みつかるような小平市だ。でかいのが2匹、どこかからまぎれこんだ。
でも、本棚の裏なんてどうしようもないから、ひやひやしつつもDVDの一時停止を久しぶりに解除。映画ではディナーパーティーが盛況。
部屋の明かりはつけたままで視聴している。しばらくすると気配。町山智浩「さらば白人国家アメリカ」のかげから触覚。ちょっかいを出すとCD棚へ。彼が裏側へともぐりこんだCD棚の段のCDを、黒ひげ危機一髪の気持ちで抜いていくがもぬけのから。生き物としての優秀さに感服する。スネ毛のそよぎさえ、ゴキブリの気配のような気がする。
みつけられないものはどうしようもないし、本のあいだにいられても退治できないから、そのまま明かりをつけて視聴。映画はいい感じにおわり、そわそわしながらここにこの文章を書いていると、引き寄せの法則というやつなのか背後の壁にやつがいる。
それで追いかけ回すんだけど、やっぱり見失う。触覚ばかりみていたけど、体をみるとひくほどおおきい。映画がおわるとこわくなる。
そんなこんなで、また倒せていません。映画は、好きな感じだったから、こんどまたゆっくりみたいな。
1950年代のアメリカ。イタリアからの移民であるプリモとセコンドの兄弟が切り盛りするイタリア料理店には客がほとんど入らず、店は経営難に瀕していた。セコンドはある有名歌手を招き、転機を図ろうとするが…。

イタリア料理を囲み、みんなでワイワイと騒ぐ一夜限りのビッグナイト。

いやもう、これ最高だわ。文句なしの傑作。出てくる料理がどれも美味しそうだし、調理過程の描写もテンポがよく洒落ている。スタンリー・トゥッチ(髪がある!)をはじめ、イアン・ホルム(一番人間臭くて好き!)、マーク・アンソニー(若い!かわいい!)、イザベラ・ロッセリーニらが生み出すシビアなのかぼんやりしているのかよくわからない演技合戦も見逃せない。

しかし、それら全部をひっくるめてラストの長回しが沁みる沁みる!イタリア料理フルコースの後のシンプルな卵料理とパンがこんなにも美味しそうに見えるのは夢破れた後だからか。

プリモとセコンドの兄弟と彼らを取り巻くまわりの人々の結末はよくわからない。残された道は恐らく2つあるが、どの道を選ぶのかはあえてぼかされている。いや、寄り添いながら朝食を食べる兄弟の姿を見ると道は無限大のように思えるし、再生の息吹が聞こえてならない。お腹が空けば、必然と同じ場所に集まる。人間はよく出来ている。この二人ならきっと大丈夫なんだ。



☆【食う・寝る・出す】という行為は人間にとって欠かせない行為だ。たとえ作り物の世界であっても、その描写を疎かにしていない作品に出会うと「おっ!これは…」と思う。

出すに関しては色々と難しいものがあるのでここではおいておくが、寝るに関しては女優がバリバリ化粧をしたままベッドで寝てるシーンなんかがあると「ん?」と疑問に思ってしまう。すっぴんは難しいにせよ、工夫して欲しいよなあ。

食うに関しては『いつか晴れた日に』のエマ・トンプソンの音声解説が興味深い。ジェニングス夫人を演じたエリザベス・スプリッグスに対して「エリザベスは常に食事を楽しみ何でもたいらげてくれた。素晴らしいことよ。ほとんどの俳優はフリだけ」。

もちろん台詞があるので口に食べ物を入れてしまうと話しにくいというのはあるのだろうが、虚構の世界でそこまで求めてしまうのは野暮というものだろうか。
Yagi

Yagiの感想・評価

3.5
・移民の兄弟、自分たちの店の存亡を賭けた勝負の宴の夜
・成功した同郷の男とその女、弟の彼女、兄が思いを寄せる花屋の女、床屋の主、車屋の男、野菜屋の男
・ティンパーノ
●'97 11/?〜名画座上映
(首都圏等: '97 4/12〜単館公開)
配給: シネマテン
ワイド(ビスタ) DOLBY
11/10 16:45〜 下高井戸シネマにて観賞
フィルム上映 ドルビーA映写
パンフ未購入→6/29 ガーデンシネマで購入

同時上映:
「コーリャ 愛のブラハ」
ハル

ハルの感想・評価

3.8

あるイタリア移民の話。

頑固で融通の利かない兄と、そんな彼に振り回される弟、二人は大望を抱いて渡米し、小さなレストランを開きます。

兄はシェフとして、弟は主に経営面で店を支えていますが、思うように客は入らず、今にも潰れそうな状態に。そんな中、弟は、店の経営を立て直そうと、起死回生の一手に出ます。それは、ある大物歌手を店に招き、客足を伸ばそうというものでした。

「愛すべき兄弟ゲンカ」とでも評すべきこの作品。ホロっとしたい時にオススメです。個人的には、イザベラ・ロッセリーニが綺麗なので、是非観て欲しいです。
好きなタイプの作品だった。
スタンリートゥッチの雰囲気がおしゃれでかっこいい。
ゴッドファーザーpart2のデニーロを思い出させる。

美食の国の移民の兄弟が大味のアメリカ人に本物の味で勝負するにはまだまだ難しい時代だったのかな。

ラストシーンの長まわし…あれよかったぁ~。
※

※の感想・評価

2.0
料理はとても美味しそう。
でもそれだけ。

兄も弟も言い分はわかるんだけど、なんともうまくかみ合わないのがもどかしい。 

兄の作る料理はうまそうです。
が、このかたくなさは大衆受けは確かに望めなさそうで、そんなところでは弟に同情してしまう。
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