天井桟敷の人々の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『天井桟敷の人々』に投稿された感想・評価

本作何回か観て途中で爆睡する挫折映画の一つです。高倉健がインタビューで降旗監督のベストが本作。高倉健が観てみたら、全く面白くないので降旗監督は変な人だと。久々に見直してヴィシー政権下で製作して、あれ…

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"あなたはお金持ちなのになぜ貧しい者のように愛を求めるの?貧しい者たちから愛まで取らないで" 当人二人の恋の行方よりも、フランソワとルメートル、伯爵という、ガランスに想いを寄せる三人の男たちの、絡み…

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NoriD
3.6

最後の最後、涙がでちゃいそうになります。どうしようもないことなのですが、どうしようもない。ぐちゃぐちゃの雑踏の中、彼女を追いかけるけど、いつまでたっても追いつかない。そんな苦くて、切ないエンディング…

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3.5

天井桟敷とは、劇場の最後列の最も安い値段の観覧席を意味する。名もなきパントマイムの男と生まれも定かではない女優が愛し合うが、金持ちの伯爵や犯罪の禁忌を持たない男の介入により一旦は破局したようにみえた…

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Tai
4.0

映画史で語り継がれる作品。

舞台は1820年代のパリ。
当時、数多くの劇場や見世物小屋などが並び、人が行き交うので犯罪が絶えなかった通称「犯罪大通り」から物語は始まります。
日の目をみることがなか…

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kor062
3.5
ジャン=ルイ・バローがとても良かった印象
ジャンルイバローのマイム本当にえげつなさすぎる。目が奪われる天性のスキルとセンス。

最後の謝肉祭は特殊効果もCGも無い時代に、圧倒的な物量と肉体と美術でぶん殴ってくる映像。本当によかった。
長い長いメロドラマは、ラストのもみくちゃにされるパレードと劇場音楽によって飲み込まれるような幕引きとなる。このカタルシスの解放のためだけにも映画館で観るべき作品。
3.7

様々な口説き文句や愛の表現が如何にもフランスらしく詩的で面白い。少なくはない主要な登場人物たちだが、巧妙にストーリーを絡ませつつ単純ではない個性が際立っている。

そしてその誰もが自身に信念や誇りを…

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とかく演劇のシーンが凄くて、特にフレデリック第3の壁をぶち壊しまくるコメディ演劇のシーンが最高で、そんな彼も亜流としての自覚がってそれ揺れに恋敵として嫉妬しながら「うまいもんだな」とかいうあのシーン…

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