小さい頃は世界が狭くて、居住地域がほとんどの情報を占めている
つまり地域外は未知の空間で、ネットも気軽にない時代ともなると尚更想像し難い
少年がただ鉄塔を追って遠くに行くロードムービーなんだけれどそ…
鉄塔をひたすら1番まで辿っていく、本当にただそれだけの話で感動した。大人は判ってくれないし、彼らの行動に理解を示す人間は誰もいない。一緒に来た親友も途中で帰ってしまう。ノスタルジー喚起っぽい内容なの…
>>続きを読む今でも定期的に観たくなって観てしまう作品
もう戻れない小学生の頃を思い出してノスタルジーに浸れる作品
大人になった今では浅くて馬鹿な事考えてるなと思うけど、あの頃はそんな事を当たり前に言ってたなぁと…
真夏には「シャイニング」や「北の国から」が観たくなるわたし。
だけど「鉄塔武蔵野線」だけは別。
暑ければ暑いほど観たくなる。
この時代にしかない描写と、えもいわれぬ徒労感が唯一無二でくせになる。
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夏休み後半、見晴は両親の離婚により新学期から長崎に引っ越すことになるが、友達は旅行や田舎に行ってしまい、見晴は一人で遊んでいた。
見晴は小さい頃千葉に住んでいて、父から鉄塔の下にはパワーがあると知る…
鉄塔の70番を見て、1番はどうなってるんだろう。鉄塔を追う子供だけの旅。
子供にしかない世界観。
今の子供はすぐに調べられてしまう環境にあるから少し残念ではあるけど、令和になって今でも少なからず子…