いろいろと考えていたようなきがするけれどすべて流れていってしまった わたしのなかにはもうなにもないことを確認するためだけに映画をみているのかもしれない 寺島進はほんとうにきれいだ そのことだけが救い…
>>続きを読む昨日観た「おかえり」篠崎誠監督の長編第一。1996年の映画ね。若かりし頃の寺島進の初主演映画。
統合失調症の妻と、彼女に寄り添う夫の物語。とても良い映画だった。
いろいろ聞けて面白かったけど、印…
当時のことは全く分からないのだが、統合失調症という呼び名もなかった時代に、百合子の妄想に対して、否定でも肯定でもなく「そうなの?」と返すことのできる孝がとても印象に残っている。
直前に見た学生映画…
篠崎監督と是枝監督のトーク付き。
カップルズの題名を使わなかったから、エドワードヤン監督のあの映画の邦題を決めた方に譲った話しや是枝監督との出会いや撮影の大変だったことなどが聞けて、本当に楽しいトー…
どれだけの映画を観たって理解できることなんてきっとほんの一握りなんだろうなと思う。意味なんてないことばかりなのに、意味の肉付けをして、自分を安心させたり正当化したりしようとするなとも思う。
時折、…
正常に狂うとはこのことを言うのだと脱帽。
百合子のことを、統合失調症を患ったと言えば容易い。だが、結婚して家庭での時間が長くなれば、閉塞感は強まっていくだろうし、孝との関係も良くも悪くも雑になる。…
妻の不審な外出を見張る夫の追走劇はこれほどの簡素さでも成立するのだなと感心。砂丘(?)に佇む妻の背中の大写しから、次のショットではカメラが引き、妻の背中を垣間見る夫のロングショットが提示される。ここ…
>>続きを読む「そうなの?」と聞き返す寺島進からユーモラスな優しさが漂う。『こわれゆく女』や『2/デュオ』(自転車と車のチェイスもあったり)などを想起するが、心理的に危うい所でぶつかり合う前に、寺島の柔らかな佇ま…
>>続きを読むこれはなかなかの傑作。
最近世の中の狂っている人って自己主張が激しいタイプが多いようですがこの作品の奥さんのように静かに狂っていくのって正常人との境界線がわかりずらい。
正常な会話をしているつもり…