死の棘の作品情報・感想・評価・動画配信

死の棘1990年製作の映画)

上映日:1990年04月28日

製作国・地域:

上映時間:114分

ジャンル:

配給:

3.7

あらすじ

『死の棘』に投稿された感想・評価

小栗康平監督作品。

独特のムードが魅力的な傑作だった。
「泥の河」より本作の方が好み。戦争や夫婦間の分断を、冷酷に描いていく。

濱口竜介にも影響を与えたのではないかと思わせる、棒読みの台詞。
棒…

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Fuko
5.0
なんで今まで見てなかったのか後悔したくらい素晴らしい作品だった。小栗康平作品、やっとこの歳になって楽しめるようになった嬉しさもある。
日本で最も好きな撮影監督、安藤庄平撮影のカラー作品。2人共々静かに少しずつ壊れてゆく。一方である時、突然片方が爆発するのもリアル。ジョン・カサヴェテス『壊れゆく女』を超えた小栗の最高傑作。
澪標
3.5

張り詰めた糸とそれがぷっつり切れる、その繰り返しのような緩急。
舞台のような平面な印象もありつつ、ここに辿り着くまでの妻の荒ぶる葛藤が感じられ冷たい火を目の前にしてる感じ。
心が壊れるってこういうこ…

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四コマ映画『死の棘』https://note.com/fukuihiroshi/n/naf822beea2f4

****

10代の時に見たはずだけどまっっったく覚えてなかった。。

松坂慶子が正…

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このレビューはネタバレを含みます
トシオもミホも別ベクトルでめっちゃ怖い。
トシオ、終始空洞です。
けど結局なんでこうなったかというと全部戦争のせい。

ミホの豹変ぶり凄かった。
別におっぱいは映さなくてよくない?
ヒステリックになる奥さんのヤバさより
厚顔無恥ではしたないことをする旦那のヤバさ
なんと素晴らしい作品
谷口
-

台詞もセットも何もかもが作り物(虚構)である事がまざまざ見せられる事で生気が全く通っていない

決して寄ることのないカメラが起きている出来事のリアリティを増している
鬱病のキャットファイトみたいで割としょうもないと思ってしまった。ジャック・タチぽい機械感の作為が見え透いてしまい…。でもまあそこそこ面白がれるしケンカするとこは笑える。岸部一徳と不倫相手の顔が良い。
SNOW
4.0

題材はもとより、「これは作り物です」と言わんばかりの台詞回しや、現実から遊離した自宅セットなど、恐らく小栗監督が助監督を務めた「心中天網島」の影響が無視できない作品で、前衛的な世界観で夫婦の痴話喧嘩…

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