ほわんほわんの画面で繰り広げられる愛憎劇。一応戦争中だしドイツ軍に占拠されてるんだけど緊張感無し。場面展開が突飛だから、とても好物なディテールと話のはずなのに退屈だった。そさして戦時中の細眉カトリー…
>>続きを読むクドさを通り越したソフトフォーカス仕上げに、晴天、曇天、葉のある木にない木、室内から海と各シーンの絵面がかなりキマってる。それにフランシス・レイのベルばらみたいな音楽でかなり雰囲気は出てる。愛のない…
>>続きを読む仏・ヌーヴェル・ヴァーグ期の忘れられた名匠ジャン=ガブリエル・アルビコッコの代表作。究極の耽美恋愛映画。撮影は監督の父親でアニエス・ヴァルダ「コートダジュールの方へ」(1958)などを手掛けたキント…
>>続きを読む斜陽貴族で馬を愛する娘ニナ。
叔母の息子を愛するが同性愛の男性がいて思うように愛してくれない。
第二次大戦で屋敷がドイツに占領されるが若いドイツ軍将校との禁断の愛に走るストーリー。
ジャン=ガブリ…
「別れの朝」
冒頭、第二次世界大戦中のフランス西南部ランド地方。貴族娘、ドイツ軍の若き士官、恋、国境、許されない愛、欲望、挫折、結婚式、秘密、再会、運命、戦争と死、愛馬と将校、破滅。今、激動の時代…
な、何だこの美しさは…
初めて目にするアルビコッコ監督作品。ヨーロッパ映画特有の暗くて重い雰囲気の中で満たされる視覚と聴覚。素晴らしい。
第二次世界大戦中の禁断の恋といえばだいたい想像はつくが、…
『エデン、その後(1970 アラン・ロブ=グリエ)』で気になったカトリーヌ・ジュールダンつながりで。
フランスの郊外。広大な敷地に馬を何匹も飼っている屋敷に住む一家。
妻に逃げられた父ポールと娘の…