「フランスの貴族の娘が、駐留するドイツ軍の青年将校と恋に落ちる」とあるがかなり昔に読んだ原作は痴情話の生生しさよりも感情の機微を丁寧に描写する文学作品だった。
高評価のレビューに耽美的で逆光を多用…
「幻想と戦争の狭間で」
ドイツ軍に家を奪われた女性の愛憎を描いた作品
自分に見向きもしない恋人、意地悪な伯母、思わせぶりなドイツ兵との愛憎が生み出す救われない物語を描いた作品。
◆馬に乗りなが…
獣のように苛烈な性格のニーナだが、内心は自分を愛してくれる人を求めて彷徨っているだけに見える。
幼少期から想い続けてきたジャンは、彼女の唯一の拠り所だったが、ゲイである彼から愛が返ってくることは決…
「さすらいの青春」もそうだったけれど、とにかく撮影がすばらしい。
ともに監督のジャン=ガブリエル・アルビコッコと、その父親のキント・アルビコッコの組み合わせ。
主演のマチュー・カリエールにはこの12…
三大ピクシー・ヘア女優といえば(私が勝手に命名)ミア・ファロー、ミムジー・ファーマー、そしてこの映画の主人公を演じるカトリーヌ・ジュールダンなのだが、前半は前髪は短いけれど、後ろは長い。ヘアピースか…
>>続きを読む白っちゃけた朝もやみたいな美しい日常から戦争の影が迫ってくる。
マドレーヌロバンソンはシャブロル『二重の鍵』でもこんな嫌な中年女を演じていたが、この別れの朝ではさらに輪をかけて凄まじく嫌な女!対ヒ…
フランスの没落貴族の屋敷に、徴発という形でナチスの軍が停滞することになる。
屋敷に住んでいた娘ニナと、ナチス軍中尉の青年カールが馬(乗馬)を通して心を通わせていく。
絵みたいな綺麗な映画。海のシ…
眩しいほどの白い光。人々にも降り注ぎ、淡い色調の映像を作り出す。木々から漏れる陽の光はこちらへと伸び、吸い込まれそうになるほど。この白い光は美しく儚く夢の中にいるかのような感覚を覚える。
第二次世…