レディ・チャタレーの作品情報・感想・評価

レディ・チャタレー2006年製作の映画)

Lady Chatterley

製作国:

上映時間:135分

3.0

「レディ・チャタレー」に投稿された感想・評価

A

Aの感想・評価

3.0
2017.11.4(Sat)
D.H.ロレンスが原作ってことで見た。
TSUTAYAにこれしかなかったからこれ借りたけど他にも映画化作品あるの知らなかった。せっかくなら1番評価されてるやつ見たかったけどどれが1番いいんだろう。
こういう作品は心理描写がしっかりわからないとただのポルノ映画になりがちだけど、上映時間が3時間近くあるだけあって丁寧に描かれてるなと思った。コニーの欲望の噴出を卵の孵化で象徴してるシーンとか、暗示がたくさんあって文学的だった。あとコニーとメラーズが裸で森の中を駆け回るシーンは、眺めのいい部屋にも同じようなシーンがあった。眺めのいい部屋の方が出版された年は早いけど、ロレンスとフォースターは親交があったから、どっちが影響を受けたのか気になった。特に花を添えられた裸体のコニーがギリシア神話の女神みたいで、フォースターがそれとなく暗示してたモチーフを率直に使ってると思った。フォースターは他の作品でも、ロレンスほど直接的ではないにしろ、自然を文化や文明にとらわれない人間の営みと結びつけてそれを賛美してる。それだけ当時は社会の抑圧とか自己の解放が切実な問題だったんだなと思った。
でも最後もはっきりしないし、表情とかから推察する自分の解釈だけではこの作品の主旨が全体的にぼんやりしてしまった。原作と違うところもたくさんあったし、原作をちゃんと読んでみたいな。美術とか衣装は上品さがあってすごくよかったけど、物語的にはあんまり心に響くものがなかった。
小説『チャタレー夫人の恋人』4度目の映画化。

下半身不随の夫。

野生的な使用人の森の猟番との関係。

女性監督の作品。
masayo

masayoの感想・評価

3.5
美しい女優と
美しい男優がキャストではない所が
妙にリアリティーがあって好きです♪

現実はこんなもの…(^^;
ちえ

ちえの感想・評価

3.1
簡単に言えば不倫

お互いの性器の上に花を置くの
なかなか斬新。笑笑
後ろ姿の語りから正対へ。メジャーじゃない第二稿を元にしているということで、背徳感や葛藤よりは圧倒的に女性の解放が描かれてる。その様子も森の季節のうつろいのナチュラルさに沿うように無理がないのでピアノ・レッスンのハーヴェイ・カイテルかと見ごまうおっさん具合の森番でも違和感なかった
音楽がない。
ときどきそういう映画があるけど、これはほんとにない。
景色が奇麗で、二人の恋というか欲はもうどうでもいい。
おもしろいかおもしろくないかも、終わり方もよくわからんけど、
一回は観て損はないかな。
かほ

かほの感想・評価

2.5
どことなくこの内容既視感があるけど、キャストが違った気がする。リメイクかな?と思って調べたけど、レディチャタレーというか題ではこの作品しかないし、やっぱり以前見たことあるのかな。
だとしたら1回目に見た時の方が、夫から伝わってくる怒りや諦めの念が強くて衝撃的だった。
CHEBUNBUN

CHEBUNBUNの感想・評価

3.5
【3時間の耽美な世界】
Netflixに「レディー・チャタレー」がアップされていた。原作は言わずと知れたD・H・ロレンスの「チャタレー夫人の恋人」で、日本では伊藤整の翻訳本がわいせつ物頒布罪の疑いで最高裁まで裁判沙汰になったことでも有名な作品。そんな「チャタレー夫人の恋人」は何度か映画化されているが、今回紹介するのは2006年版。カイエ・ドゥ・シネマ ベストテンの4位に選ばれている方です。なお監督のパスカル・フェランは後に「レッド・タートル」の脚本を手がける。そんな「レディー・チャタレー」を観てみましょう。


☆「レディー・チャタレー」あらすじ
第一次世界大戦で下半身不随になったチャタレー卿との生活にフラストレーションを募らせる夫人は、森に住んでいる猟番のパーキンに惹かれていく...


☆耽美な3時間弱
一般的に日本で観られるバージョンは135分なのだが、今回Netflixに挙がっていたのは2時間48分バージョン。ネット評判だと、シーンがぶつ切りになっていると言われていたところも、しっかり補完されていると思われる。され、この「レディー・チャタレー」、18禁映画なので、エロスを期待しがちですが、実はそこまでハードな濡れ場はありません。強いていうならば、陰部と使った濡れ場が少し激しいぐらいです。

それよりも、原作以上に耽美で切ない恋愛描写を3時間近くかけてじっくりと描き出すパスカル・フェランの手腕に注目して頂きたい。夫を大切にしたい思いはあれども、性的欲求が満たされず背徳感を抱きつつも猟番に恋を募らせていく切なさ。そして、その背徳感がいつしかスリルに変わってエクスタシーを抱き始めるチャタレー夫人。それを台詞ではなく、行動・カメラワークで見せてくる。特に車いすを猟番とチャタレー夫人が一緒に押す際のドキドキ感は堪らない。

本作は、女性監督が描いているだけあって、非常に繊細でエロスが物語を邪魔しないところが最大のポイントと言える。これを男の監督が撮ったら、どうしてもチャタレー卿か猟番のパーキンの心情に重点がいってしまうところを、徹底的にチャタレー夫人目線で描くことで、雑音なき女の欲求不満を抽出することに成功している。

3時間の文芸映画と聞くと、いくら官能小説が原作であっても躊躇する。しかし、3時間があっという間に過ぎる程面白い傑作でした。
は

はの感想・評価

3.2
チャタレイ裁判の小説が原作だし、セザール賞作品賞だったので鑑賞。

半身不随で戦争から帰還した男爵夫人が、美しい森の中で森番と会ってはただただヤリまくる。

絵画のような構図、美しい森の新緑、銀食器、召使い、貴族文化、ベルベットのスーツ、庭園、クラシックカー。イギリス古典文学の様式美がまんま映像化されてるのはすごかったけど、原作読んでないからか、そんなに刺さるとこはなかったな。

雨のなか森を全裸でかけっこ、あげく泥まみれでセックスするシーンはマッギンリーよりも生々しくて好き。情事後に必ず爆睡するとこもハイパー賢者モードってやつが的確に表現されてて好き。
てぃだ

てぃだの感想・評価

2.6
いい歳こいたおっさんと女性が、生まれたままの姿でガキみたいに草原をキャッキャ言いながら走りまわる場面がかなり強烈。チャタレイ裁判でおなじみの古典を映画化するっていってもやっぱり時代が違うよ。エロよりも滑稽さばかりが際立つ感じで今の時代に作り直す意味は正直・・?な感じである
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