ミリオンズの作品情報・感想・評価

「ミリオンズ」に投稿された感想・評価

父子家庭で暮らすダミアンは、新しい家の線路の側に、段ボールで秘密基地…ではなく庵を作る。
そう、ダミアンには聖人が見えるのだ。

そこに、電車からポンド紙幣がいっぱい詰まったカバンが降ってきて、貧しい人達の為にこのお金を使わねばと考えるダミアンとは真逆に、ユーロに切り替わる前に両替や買い物をしてしまおうと焦る、欲望剥き出しの兄や父たち。
特に、まだ小学校高学年の兄が、ダミアンとは対照的に、やたらと為替だの、お金の使い方に詳しいところが面白い。

イギリスってポンドのままじゃなかったっけ?とか、
お父さんたちは罪に問われなかったの?
などと思ったのだが、色彩もすごくきれいで、何も考えずホンワカ見るにはいい映画でした。
ばさら

ばさらの感想・評価

5.0
突然大金をゲットしてしまった幼い兄弟2人の物語💶
現実を生きる兄と、夢を生きる弟のコントラストが絶妙

聖人が一服キメてたり、サイケな映像や選曲だったり、トレインスポッティングからブレないアンチバビロン社会的な視点だったり…

テーマがお金ということもあって
どれだけ可愛くメルヘンにしてもダニーボイル節が随所に見え隠れしてて好き🌈

ほっこりムービー💯
一人旅

一人旅の感想・評価

3.0
ダニー・ボイル監督作。

偶然に大金を手にしてしまった兄弟が巻き起こす騒動を描いたコメディ。

イギリス映画界を代表するダニー・ボイル監督による心温まるコメディで、代表作『トレインスポッティング』や『スラムドッグ$ミリオネア』等と比較すると知名度こそ劣りますが、ボイル流のスタイリッシュな演出が散見される佳作に仕上がっています。

線路沿いの秘密基地で過ごしていた少年ダミアンの頭上に大金の詰まったボストンバッグが落ちてきたことを発端として、兄アンソニーと共に大金の使い道に悩む兄弟の姿を、執拗に大金を狙う窃盗団とのトラブルを絡めながら描き出しています。英ポンド→ユーロへの通貨切り替え(実際には実施されていない)や、それに伴い通貨の両替に長蛇の列を作る市民の光景、ユーロへの切り替えをユーモラスに告知する電子広告看板など、2002年にユーロが導入され一大転換期を迎えた欧州社会の浮き足立った世間の雰囲気を表現しています(結局イギリスはユーロ未導入に終わり、2016年にはEUからの脱退が決定しましたが…)。

兄弟と周りの大人たちの姿を通じてお金のプラス面・マイナス面をそれぞれ浮かび上がらせた作劇で、貧しい人々にとってお金は喉から手が出るほど欲しい物ですが、その一方でお金の存在が人々を誘惑しさらには人間関係をギクシャクさせてしまいます。確かに生きる上でお金は大切ですが、必要以上のお金に心を踊らされてはいけないのです。ダミアンは大金に散々振り回された末に、ある決断を下します。一般的感覚の大人からすればそれは浅はかな行動に見えてしまうのですが、お金の価値を知らない子供だからこそ躊躇なくなせる業でもあります。

子供と大人の対比、お金の必要性(善)と魔力(悪)、そして現実と幻想…。親子の愛情とお金本来の役割を再確認する着地に心温まります。
qp

qpの感想・評価

3.0
聖人大好きで空想家の弟と現実主義的な兄がひょんなことから大金を手に入れるお話です。最初はファンタジーなのかなーと思ってましたが、お金に絡んだ現実的なお話でした。

団体に寄付ということに慣れてないためか、ロボットのところなど胡散臭さを感じる部分は多かったです。ダミアンの純粋さには心惹かれましたが、実際の教会も・・・って感じでした。

もっとお金に汚い人や失敗も出てきてもよかったのではと思いました。キリスト教の聖人に詳しい方などは是非という感じです。そこが私にはちんぷんかんぷんでした。
ダニー・ボイルはアメリカ圏外になると俄然勢いづいた作品を送り出してくる。
「28日後…」や「スラムドッグ・ミリオネア」などは非アメリカ。
逆に「ザ・ビーチ」や「普通じゃない」はアメリカ産。見事に駄作(笑)

というわけで英国で撮ってきたのは子供たちを主役にして、大金の行方を選択させるドラマ。

天から落ちてきた大金を拾う弟のダミアン。
それを兄と共に使おうとするが、外貨はユーロに切り替えの時期。
ポンド紙幣が使えるのはわずかな時間。

子供たちの考えるものとして、大金過ぎる場合の使い道は難しい。
そこを弟のみ見える聖人。

少々説教くさいのが難と、ラストが安易だったかな。
それ以外では子供たちの表情も豊かで、ポップな画が飽きさせない場面を提供する。
やはりダニー・ボイルはアメリカ圏外で作品を撮り続けるべきだ。
自分が子供時代に大金拾ったらどうなっていたのでしょうかね。
作品全体に漂う優しい雰囲気と不幸の予感が好きです。体の力抜いて観れる良い話。
めちゃくちゃ良いね
ダニーボイル流石です。

トレインスポッティングに通ずる
カメラワークと演出は最高。

そして何より聖人を愛する弟と
経済学に精通してる兄が
急に大金を得るところから巻き起こる
ストーリー展開が素晴らしい。
ポンドからユーロに変わる世界の背景を
皮肉めいて描いているのもgood!


POPでユーモラスでキュートな
映画でした!ダニーらびゅ
ぶりっ子映画。
『汚れなき悪戯』らしき要素があったので、あの悪者もイマジナリー的存在なのかと思ったが特にそういう仕掛けは無かった。
父親とその彼女もいまいち好感が持てない連中だし…

ダニー・ボイルお得意のトガった演出も少年のキャラに不釣り合い。
純粋さは凶器にもなるんやで

EUに加入し、あと数日で通貨がポンドからユーロへなるイギリス。敬虔なクリスチャンで少し妄想癖のある男の子の元に空から大金が降ってくる。残り数日で紙くずになる大金をあなたならどう使う?

ボイルには珍しく情景豊かな作品でした。
大金を手に入れたらなにをするだろうって一度は誰しもが考えることですよね
皆さんは大概邪なことを考えると思いますが(失礼)、この子は信心深いのでとにかく貧しい人に使おうとする。そしてこの子の兄は計画的に株など買って自分のために使おうとさる。その対比は面白かった。

しかし弟が純粋すぎて心配になるというか、過ぎるが故の鬱陶しさすらあり、あまり好きになれなかった。
子どもは馬鹿みたいに鼻垂らして、お菓子全部買い占めとかしてりゃあいいの!

ちなみに私は大金があれば、私の好きな映画を上映できる映画館を建てたいですね。
リバイバルしたい作品がいっぱいだ🤤
ポンドからユーロに切り替わるのをうまく描いたダニーボイルらしい作品やった。
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