古い映画を観ていて楽しいのは、「こういう映画はもう現代以降には作れないだろうな」という作品に出会うことである。日本映画でそういう作品は、七人の侍の次ぐらいに鬼婆が来るのではないかと思うほど。
内容と…
『鬼婆』では、性はロマンチックなものではなく、本能的で生存に直結するものとして描かれていると思った。若い女の性は八との関係で価値を持ち、中年女の性は孤独な行為として描かれ、生き残ろうとする衝動として…
>>続きを読む生への執着が、人を鬼にする物語
新藤兼人監督による、戦乱という極限状況の中で、人間がいかに容易く獣へと堕ちていくかを描いた、凄烈な寓話。「人間」を題材にした傑作ホラーです。
物語は、戦で荒…
白黒の映像の魅力を存分に味わえる光の使い方が素晴らしい日本映画
海外からの評価が高いのも割と納得できる
ただ物語の舞台が川のそばの二つの小屋の行き来しかない為、割と映像的には飽きてくる
それでもク…
大日本帝国のいう臣民にもなれず、戦後民主主義を担う国民にもなれなていない人を喰いあって生きている我々に何を訴えかけるのだろう。
鬼は女の女への嫉妬のみならず、性的不能の男のそれでもあるし、老人の僻み…
撮影がすごい。ライディングが見事で、陰影のつきかたが好き。
1964年だったらカラーもあり得そうだけど、まだ白黒映画なんだ。これはあえて先ほど言った光と影の味を出すためなのかな?よくわからんが。
盗…
モノクロに揺れるススキの群生とフリージャズ。オープニングからしてかっこいい。
落武者を殺して身ぐるみ剥いで、死体を穴に棄てて、戦利品を持ち帰ったら立ったまま飯をムシャムシャ食って即寝る。その間一言…