鬼婆のネタバレレビュー・内容・結末

『鬼婆』に投稿されたネタバレ・内容・結末

“人“が“鬼“になるまで…。
風に揺れるススキの原の美しい光景に得も言われぬ怖さを感じた。
そして、岡本太郎の題字がめちゃめちゃ怖くて感動した。

芒が覆う湿地帯
戦で荒廃した時代
般若の面に関する民間信仰(神話)が絡んでくる流れ
マッドマックスか!?
要するに好き😊

婆と若い女の共同生活に、戦から逃げ帰った男が介入
婆は若い者達に捨てられる…

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ススキがこんなにいろんな見え方がすることに気付かされた。小さい頃お化けの木が怖かったことを思い出した。また、水木しげるの絵にもよくススキが出てくる。柳やススキの浮遊感や揺れ動く感じと絡め取られる感覚…

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宇野重吉の落武者だが。もしかしたら般若の面で隠していたのは感染症による痘痕アバタではなかったのではないだろうか。なぜなら面のせいで肉の剥がされた顔貌だがそうとは見えず。まるでマタンゴのようで。感染症…

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美術:新藤兼人
題字:岡本太郎
音楽:林光
製作:近代映画協会・東京映画
配給:東宝

南北朝時代、迷宮のススキ野原で女2人が生き抜く道とは…。
戦乱の世で女は何かと犠牲になりがちですが、この映画の…

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 鬼のような婆ではなく、鬼になった婆なのか。他者を食い物にし嫉妬に狂い行きつく果ては醜い鬼の姿。ある意味で寓話的ともとれるストーリーでした。
 出だしからもっと血みどろの殺し合いが繰り広げられるかと…

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新藤兼人監督、乙羽信子主演
南北朝時代の頃、戦乱の世は続き、男たちは戦に駆り出されていた。
おまけに天候不順が続き、作物も実らない。
息子の嫁と暮らす女は落武者から武具を奪い取ってはヌシの所に持って…

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めちゃくちゃ面白い

戦争と欲望と嫉妬と憎悪
抽象度の高い穴。寓話のような教訓。

鬼に遭遇しても行ってしまう娘おもろ
あっけない男の末路

鬼になってしまうラスト

ていうかビジュアルが最高
息子帰らず嫁をバディに今日もまた
すすき野原で落武者狩りに精を出す
男現れ嫉妬して嫁を欺きバチ当たる

おもしろい!

足利尊氏の戦時中だから1330年ごろ?
農民として暮らしていた婆と呼ばれる中年女とその倅の嫁と近所の若者・八が戦に追われ、落武者の追い剥ぎで生計を立てる。

それぞれの欲望が交錯する…

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