風と共に去りぬのスカーレット役を逃したらしいベティ•デイヴィスが、スカーレットの様な自分勝手だけど意思の強い女性を演じる。
ベティの目力もあってスカーレットより
も強者に感じます。
その後の2人が…
ベティ・デイヴィスの怒りに満ちた顔、思いどおりにならないと癇癪を起こす行動など、常軌を逸しているのはいつもどおりなんだけど、ふと、この展開と演技はベティ・デイヴィスにしか許されないような気がしてしま…
>>続きを読むベテイデービスの映画を観る喜びは見世物小屋に行く興奮に通じていて、常識とか通常の道徳感を軽々と吹き飛ばして、目玉をひん剥きながら破滅に向かって突っ走るその疾走感に酔いしれる。この作品も前半かったるい…
>>続きを読む1850年代の南部像──ベティ・デイヴィス演じるジュリーはパーティーに真っ赤なドレスを着て行きたがる奔放ガール。北部出身の紳士プレストンが別の女性と結婚したことで嫉妬にかられたジュリーはプレストンに…
>>続きを読む【わがまま娘の改悛】
シネマヴェーラのW・ワイラー特集にて。
1850年代のアメリカ南部。つまり南北戦争が起こる少し前の時代。
裕福な伯父と伯母に育てられた娘ジュリー(ベティ・デイヴィス)のわが…
南部映画。南部の女性が本当にこんな感じだったのか分からないが、気丈やお転婆といった言葉では表しきれない性格…。
内容や展開は言うまでもなく、細かいコミカル要素があって目を離さずに観れた(寝落ちして…
傲慢で尊大、気性の激しい悪女が主人公だが、まさにベティ・デイヴィスのハマり役。モノクロ版『風と共に去りぬ』に例えられているのもよくわかる。主人公は、聖書に登場する悪女、ジザベルを思わせるといわれるシ…
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