こっぴどい猫の作品情報・感想・評価 - 4ページ目

「こっぴどい猫」に投稿された感想・評価

片思いが連鎖するバトンリレー方式の群像ダメ恋愛劇。
同形式で2年後に発表された『サッドティー』よりも、キャストの魅力(モト冬樹最高!丸坊主頭の今泉力哉監督も怪演)とラストの爆発力で本作のほうが好きだ。
小宮一葉さんは不思議な魅力を持つ女優さん。物憂げな姿に惹かれた。
今泉監督自身が演じる患者の役と台詞も印象的。演技がめちゃくちゃ上手いというわけではないけどとっても自然。
モト冬樹さんに対しても今まであんまり興味がなかったけれど、この作品を身終わったあと、気になってしまった。

本作や『サッドティー』『退屈な日々に、さよならを』『知らない、ふたり』など、男女すれ違い、行き違いを面白おかしく描けるのが今泉監督の才能だと思う。音楽の使い方もうまい。
一

一の感想・評価

3.7
「愛がなんだ」の今泉力哉監督作品

モト冬樹の生誕60周年記念作品として作られた群像ラブストーリー

監督のならではのリアリティある会話はこちらでも健在
クライマックスは爆笑しました

普段は優しくて物静かな作家のモト冬樹が、若い女の存在によりどんどん壊れていく様がめちゃくちゃ面白い

モト冬樹というキャスティングがぴったりはまってるストーリーです👌🏻

年の差関係なく、恋愛に陥った人の滑稽さが愛おしくなる作品

「アメリカン・ビューティー」モト冬樹 Ver👏🏻

2020 自宅鑑賞 No.078 GEO
atsushi

atsushiの感想・評価

3.9
2020/02/11 1回目
【2020年43本目】
見る前と後じゃ、世界の見方が180°変わる映画こそ良作だと心得ていますが、この映画はモト冬樹の見方が180°変わります。

初期作「最低」、「終わってる」に引き続き浮気や二股をテーマに、続く「サッドティー」、「知らない、ふたり」等で開花していく今泉的恋愛群像劇が繰り広げられる。

「レザボアドッグス 」を模したであろう、移動シーン。今作も監督が敬愛するタランティーノ的人間関係の交差を上手く描いています。

最後の見せ場で完全に持っていかれました。
今泉作品の中でも上位に入る一作です。
S

Sの感想・評価

4.3
岩井俊二が純愛を描くプロなら、今泉力哉は準愛を描くプロだ。

本作は、そんな今泉ワールドのなかでも、1番過激で鋭い。

怒涛のラストは、もはや悲劇すぎて、喜劇であった。

"好きという感情は、なによりも勝る"には、盲目になりすぎれば、悲劇をもたらすという、裏の意味もあると感じた。

何より恐ろしいのは、あのサークルクラッシャービッチだし、何より可愛そうなのは、主人公の娘である。そして、誰も予想できないラストが!

是非観賞して、どういうことか確認して欲しい。
ILC

ILCの感想・評価

5.0
ヤバい!最高!爆笑しすぎて腹痛いw
今泉力哉恐るべし。
点と点がつながって線になる映画だった。
群像劇の手さばきがヤバい。ロバート・アルトマンは別格としてもそれに近いレベル。
初っぱなこの映画の結論が出てきて、堅苦しいやつかと思いきや全体的にコメディ調でかなり笑えた。
特にモト冬樹が娘と電話する所。
すげーヒヤヒヤしたけどクソ吹いたw

あとスローモーション嫌いなんだけど、こういう笑える使い方ならあり。
ラストの誕生日会のモト冬樹の発狂シーンも腹痛かったw
そしてEDでの種明かしもハッとさせられた。
笑えるだけじゃなく作りもよく出来ているしメッセージ性も明確かつそれをちゃんと画にできていて本当に感心した。
【群像劇の代表作とも言える名作】

実に面白い!
上手くできてるなあ。
これぞ群像劇。
シナリオの教科書のような作品。
映画監督を志す若者は必見。
要所要所で架空の小説の本文を引用するのも興味深い。文学的にも優れた映画だった。

ただしかし、気になる箇所もあって、
1.今泉監督本人による「世にも奇妙な物語」のストーリーテラー風な演出。
2.モト冬樹のウインク
3.「モト冬樹生誕60周年記念」
この3点がせっかくの名作に安価なレッテルを貼り付けることに拍車を掛けている。それさえなければもっと上品な映画になったのに。

シリアス過ぎずコメディ色が強いので万人にオススメできる一本。小夜という一人の女性に振り回される複数の男達が見所。あとモト冬樹が食べていたガリが美味しそうだった。
役者たちの自然な会話が印象的。
エチュード的なアプローチかと思いきやほとんど台本通りとのこと。
モトさん以外はワークショップから選んだ役者がほとんどで無名の方が多いがその分自然にその役のイメージが入ってきて観れた。
オチも自分的には意外な方へ進み面白かった。
犬

犬の感想・評価

-
どのシーンも良い意味でエチュードの延長をそのまま使ったような抜け感で見入っちゃうんだけど、今泉監督のシーンだけ病院が似合いすぎて笑う。
恋愛群像劇の終着点をモト冬樹が全て怒りに任せて回収してしまう流れ好き。
MissY

MissYの感想・評価

3.5
映画「アイネクライネナハトムジーク」のパンフレットに、プロデューサーがこの映画を見て監督に「アイネクライネ〜」の監督をオファーしたとのことだったので、気になってレンタル。
めちゃめちゃ面白かった!
それにしても、モト冬樹生誕60年記念作品なのに、モト冬樹演じる作家が、めっちゃ悲惨な目に遭うという(笑)。
こーゆー、本人にその気はなくても周り中の男達をその気にさせてしまう、まぁ、いわば魔性の女?こーゆー人いますね!若い頃、私の身近な人でも一人居ました。女子にとっては大迷惑な存在(苦笑)。小夜を演じた女優さん全然知らん人でしたが、すごく雰囲気があって素敵だったなー。