暴風圏の作品情報・感想・評価

「暴風圏」に投稿された感想・評価

叶順子が女社長になる物語。(「女社長」は劇中で呼ばれていた呼び方) 

冒頭、車の事故シーンから始まるが、予算の関係だと思うが車が事故るシーンは無し。 
ある会社の社長が事故死した。 
その社長の後継として選ばれたのが社長の娘(叶順子)。 

社長が亡くなった、要は父親を亡くした時に、ピアノを弾きながら「♪なむあみだぶつ…」と歌う(笑っていいのかいけないのか微妙な)不謹慎なシーンあり。 

そして、その女社長の会社を乗っ取ろうとする男(高松英樹)と女社長を守ろうとする男性秘書(菅原謙二)の闘いが始まる。 

この映画タイトルどおり、暴風圏に入る場面があるのだが、特技監督=的場徹の流石な特撮が見事。 

このDVDは「三枚買ったら一枚もらえるキャンペーン」でもらった物。(購入した三枚は『続十代の性典』など) 
DVD特典映像として、この映画の予告編が収録されているが、暴風雨シーンを作るためにホースで雨を降らせるシーンなどがメイキング的で楽しい。 

<映倫No.11341>
3104

3104の感想・評価

3.5
タイトルからして暴風吹き荒れるディザスタームービーを想像しがちだが、実際に暴風圏の中で繰り広げられるドラマは、後半の20分ほどと意外に少ない。

そこに至るまでの、突然企業の2代目女社長になった叶順子の奮闘を縦軸に描かれる人間ドラマが、この映画の重心といえよう。

社長役の叶と秘書役の菅原兼二との掛け合いや、会社の乗っ取りを狙う高松英郎の〝ザ・悪役顔〟、そして最後まで途切れない軽快なテンポなどが魅力。

分量が少ないとはいえ、ミニチュアによる特撮も用いた暴風の描写もなかなかのもの。

最初から最後までストーリーの予想がつきやすいのは、プログラムピクチャーゆえのご愛嬌か。