ジプシーに関する異文化交流ものって感じの映画だけど、ドキュメンタリータッチな場面が多かったこともありイラン映画みたいな質感があった。
疲れのせいか、ちょっと締まりの悪い場面も結構あったけど、相変わ…
ロマ族の日常生活の香り、美しい音楽の調べ、歯に絹着せぬ素朴さや素直さに胸が熱くなる。
映画内では、差別の対象として他文化との相対的な在り方を見せている部分もあるが、それ以上に「そこにいた人々」が生…
人生の1本。
この映画に出会ってなければ東欧に興味を持ってもいなかったかもしれない、ぐらい個人的に大きく衝撃を受け、ロマの存在自体や、文化や音楽すべてに魅了されるきっかけとなった作品。
タラフドゥハ…
ガッジョ・ディーロとは、愚かなよそ者という意味らしい。
僕の田舎では昔、よそ者の事を「旅の人」と呼んで非難していたことを最近知った。よそ者に俺たちの生活が脅かされるという恐怖の感情を言葉にするとそう…
主人公が、父の遺したテープの歌手をルーマニアに訪ねるロードムービー。
殆どの出演者が実際のジプシー。
フィクションだが、限りなくドキュメントに近い風土や人間性、音楽に触れられる。
特筆すべきは中…