PG-12指定。
いつ読んでも、観ても、同じ別の苦悩を追体験してしまう太宰作品の映画化。
better halfを正に失ったピエロを生き、世に恥を晒し身をすくめて生きている己への
カウンターパ…
原作未読です。太宰投影作品の中でも本作の大谷は女性に愛されるダメンズ。女性の弱さや末恐ろしさを受け入れることのできる男性というのは、ダメンズでもモテるものです。でもまぁ、佐知の周りの男3人が見事にダ…
>>続きを読む「どろ沼を一つ持っているね」愛する女に言葉で辱しめる彼の冷酷な面。
太宰の魅力は女性に絶望してるとこ。
浅野忠信が見事に演じ切ってる。
また、松たか子の陽性で品のある艶が、太宰文学のヒロインのイメ…
最近あらためて文学大事と思う。ウエルベックは「読書のない人生は危険だ」と言ってた。ほんとにそうだと思う。分断問題の原因も文学が読まれなくなったからって気がする。それに文学はかっこいい。オジーぐらいか…
>>続きを読むフジテレビジョン パパドゥ 新潮社 日本映画衛星放送