根っからよい人間なんていない。悪い人間についても同様だ。喜怒哀楽と言っても、その感情は縦割りされたものでない。笑いながら怒ったってイイ。感情は複雑だ。そして、誰かの正義は誰かの迷惑だったりもする。
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五社監督4作品目
宮尾登美子原作2作目
大正3年の高知から20数年の話
女衒業のお父ちゃんが支那に売られる直前の
菊ちゃんを10円で買ってきた所からスタート
町内では少し羽振りが良い生活とはいえ…
娼妓紹介業の妻として夫に頼って生きていくしかない人生を描いた作品。
男であれ女であれ、何かに縛られて生きていかなければならない時代。「貧乏は人の心まで腐らせる」そうですが、いくらお金があっても辛く悲…
鬼龍院花子の一生、陽暉楼、そしてこの櫂が宮尾登美子の3部作ということで見てみたもの。
3部作全部見てみて、幸せな女性は出てこないんだな…と。
この作品においても当時の女性の大変さや苦労、その中でも…
このレビューはネタバレを含みます
2022/12/21
U-NEXT
女性に対しての扱いが あまりにも 酷すぎる!😰
家を継いだからといって、息子の母親に対する扱いが 酷すぎるわ。
この時代に 生まれてなくて 良かったと 心底思う…
宮尾登美子原作、自身の出自原点となる高知で女衒屋営む父(富田岩伍:緒形拳)と養母(喜和:十朱幸代)の波乱の人生を描く。宮尾は劇中、女義太夫巴吉の産んだ娘綾子と同一。女は男に絶対服従の家父長制度全盛時…
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