寒椿の作品情報・感想・評価

「寒椿」に投稿された感想・評価

Shunsuke

Shunsukeの感想・評価

2.8
2.8点
高知の遊郭と女衒とやくざと選挙と。
中年男性が元気をもらえる映画であった。
いや、ほんとに。
なんとなーく良い感じ。
西田敏行のこういう役はあまり見た事ないので新鮮な感じがしたけどこれはこれでいいかな。
南野陽子の演技www
映画『寒椿』(1992年/降旗康男監督)鑑賞。宮尾登美子さんの小説が原作ですが、映画化で監督と脚本家が違うと映像や描き方や作品の雰囲気がこうも味わいが変わるものかと驚きました。それはさておき。昭和のはじめの高知。西田敏行さん演じる富田岩伍がとことんかっこいいです。キレッキレです。そして、南野陽子さん演じる牡丹、劇中の登場シーンから最後まで、美しいです。切ない人情噺でした。
【連想ゲーム】
鬼龍院花子⇨陽暉楼
五社英雄⇨降旗康男
夏目雅子⇨池上季実子・浅野温子⇨南野陽子
・・・です
忍

忍の感想・評価

5.0
西田さんに惚れます。
見所の一つとして
西田さんの子供への接し方!
他の役者さんじゃ絶対にできない。
良い子に育つよそりゃ…
ってなる。

親なら絶対に見ておいてほしい

更に大立ち回り。満足です。
西田敏行が演じる役は大体あまり好きではないことが多いけど、この映画での男気のある女衒役は良かった。自然と応援してしまう。
何となく鬼龍院花子の生涯の雰囲気を感じていたら、原作者が同じだと知って納得。
途中までは本当に良かったのにチャンバラ騒ぎで興をそがれた。
かたせ梨乃の婀娜っぽい着物の着方やしゃべりが格好良い。
土佐の遊郭の女衒とその息子を中心に選挙で対立する2つの組織と遊郭の女性のお話
amayadori

amayadoriの感想・評価

2.5

このレビューはネタバレを含みます

とにかく大味でご都合主義な作品。

高嶋政宏演じる仁王山は普通に考えたらサイコパスで、小金井市刺傷事件の犯人を彷彿させる頭のイカれたストーカー野郎なんだけど、なんでか最終的に結ばれちゃうから人間、否、映画は分からない。

南野陽子演じる牡丹も大事な時には決まって「儚げな表情」で煙に巻く。
吉永小百合戦法である。

子役にはあえて子役らしい演技をさせているのだと思うが、大袈裟と言うか分かりやす過ぎて恥ずかしくなってくる。

選挙戦の体を保ちながらも結局なんやかんやと理由をつけて牡丹を巡る争いになっているのが何だかとてつもなくスケールが小さい話に感じられてしまって、何故か情けない思いに駆られてしまった。
みみっちい男ばっかりかよ、と。
初の普通選挙はそんなもんだったのだろうか?

結局この映画、一番光っていたのは萩原流行ではないか。

ちなみに西田敏行、神山繁、白竜の3者共演には思わず「後のアウトレイジビヨンドだ!」と興奮してしまった。
五社監督の鬼龍院花子が好きなので、同じ宮尾登美子原作と知って(舞台も高知)気になって観たらめちゃくちゃ面白かったです。

あんな西田敏行初めて見ました笑
カッコ良すぎて惚れそうでした。

若くて血の気の多い仁王山を演じる高嶋政宏の演技もよかったです。

そして南野陽子さん超きれい。でも可哀相な役...

なにげに笹野高史、段田安則、萩原流行や若かりし白竜も出演してます。

個人的には陽暉楼より好きです。(陽暉楼はバッドエンドだからw)
生き様。これに尽きる。
各キャラクターに壮絶な個性があって、中には破綻した人格の持ち主もいるが一筋縄ではいかないのが人の世の常というか、俺には最後に岩伍が生きていたこともご都合主義には見えなくてあの修羅場で生き残るだけの人間だと西田敏行の好演が思わせるだけの説得力があった。
ハチャメチャな役として描かれる仁王山も、悪質なストーカーで力自慢の一番関わりたくないタイプのチンピラなことには変わりはないが、その実、実直で純粋な気持ちが強く、牡丹の誘拐もかなりヤバい若気の至りって話(レイプに及び刃傷沙汰にも発展するが…)だから岩伍に諫められたり色々と経験を積んだあとの田村の子分がカチコミにくる場面で仁王山の目を見た岩伍が牡丹を託そうと思えたのも納得がいく。
仁王山、牡丹、健太郎、この三人の若者たちがそれぞれに出会いや別れ、つらいことや楽しい思い出を経験して岩伍という男の生き様を中心に理解、成長を遂げる素晴らしい映画でもあった。
愛が一方通行だったり、親との決別だったり、本当に愛する人とは一緒にいられないというような決して幸せな物語とは言えないけど、それが人生なのかなって、十二分に伝わってきました。
南野洋子の体もきれいです。欲を言えば下も見たかったものだが、それが通らんのも人生。
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