サンダカン八番娼館 望郷の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『サンダカン八番娼館 望郷』に投稿された感想・評価

約2年前に鑑賞。
人生の内で観てよかったと思えた作品の一つ。
田中絹代さんが人生を語る場面では、歴史の壮絶さと言葉にされない情が心に残った。
美しい所作から日本人女性の凜とした佇まいを感じさせる栗原…

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おっ
5.0

1974年度第48回キネマ旬報ベスト・テン第1位。第2位は「砂の器」
聖地巡礼したなあ、熊本行きの寝台特急はやぶさに乗って。ロケ地巡りと言った方がいいか。その十年後に「長崎と天草地方の潜伏キリシタン…

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3.8

なんだか切なくて苦しくなってしまった……。
身売りされて、恋をして失恋して、日本に帰ったと思ったら近所から白い目をされ……
私だったら、自分の人生何だったんだろうって絶望してしまう……
おさきさんに…

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3.8

実際に、戦時中に慰安婦としてボルネオ島に出稼ぎに出されていた女性たちがいたことは、この作品ではじめて知った。

天草の山奥で慎ましく暮らす老女、おサキ。
貧しい家に生まれた彼女は、少女時代にボルネオ…

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誰も幸せにならない過去の中で、知ること自体が希望になる(かもしれない)物語

戦前に海外で春をひさいだ「からゆきさん」の研究を行う主人公
研究のため向かった先で出会ったひとりの老婆、おサキが過去にか…

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3.7

全面的に見ていて、苦しくなるシーンが多かった。

栗原小巻さんの美しさと梅沢昌代さんの初々しさ
菅井きんさんも味があってよかった
終盤、田中絹代さんの演技がめちゃめちゃ可愛かった

おさきさんには今…

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遠い山なみの光で長崎が出てきて、からゆきさんも想起したので

福岡市総合図書館シネラ

 出演者みんないいなぁ。記者の栗原小巻さんもそうだし、高橋洋子さん、田中絹代さん、水の江竜子さん。殆ど知らない方ばかりですがその熱演というか演技が素晴らしかった。昔は大女優といわれた方が沢山いたんで…

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遠野
3.0

第一次世界大戦前、南洋に「働きに」行かないかと言われて東南アジアに行き、やがて自分たちが売られたのだと知った「からゆき」さんたちの物語。

おおおお……母親と……兄は……あの感じからして……知ってい…

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4.0

Xでこの映画の切り抜きが流れて来て興味を持ったので鑑賞。

世が世なら、自分も女としてこの世に生を受け、物理的に男に力で敵わない以上、このように悲惨な人生もあったかもと思うと血の気が引く。

そして…

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