昭和版全裸監督という感じの作品。全裸監督が令和に流行って、女衒が昭和にコケたというのは、今村昌平さんの女性へのフックの少なさな気がする。
エマニエル夫人、愛のコリーダ、失楽園…日本でエロが流行るに…
興行的に失敗した原因は公開当時「女衒」という題名を読めない人が多かった、という話がウイキペディアに書いてた。(「女衒 ZEGEN」という題名に90年代以降のソフト化の際に改題している)
今でも𝕏等で…
緒形拳出演作を見ていこうと思っています。
明治~昭和にわたりアジア大陸で女衒業で財を成し老いて時代に取り残されていく男の物語。
ジャケ写含めて鈴木清順み。今村昌平監督と清順監督は同時代の人らしい。今…
倍賞美津子さんのやりてばばが貫禄あって見応えありますね。復讐するは我にありの奥さん役が大好きでしたが、このような貫禄ある役が合ってる気がします。終始、茶髪なのが気になりましたが。緒形拳さんも50歳く…
>>続きを読む1980年代くらい、この女衒(ぜげん)の映画が流行って製作された時代はない。
なんでか?わからないが随分と金をかけてつくられた。女衒役として緒形拳さんが随分と多く演じている。正に女衒役者だ。
し…
今村昌平監督『女衒 ZEGEN』(1987)
七転八倒しながらもオクニのためにたたかう男ー
伊平治(緒形拳)の純粋かつ思想的にポンコツであることが、明治期のアジア進出のダイナミズムを奇しくもあら…
明治から大正のからゆきさんの話。実は最近までからゆきさんという単語を知らず、主にフィリピンから日本に水商売や風俗で出稼ぎに来る女性をジャパゆきさんは派生語だとは知らずにいました
(からゆきさんは中国…
【1987年キネマ旬報日本映画ベストテン 第7位】
『うなぎ』今村昌平監督が大々的な東南アジアロケをした作品。カンヌ映画祭コンペに出品されたが、国内での興行は失敗に終わった。東映は本作の上映を打ち切…