登場人物みんな不器用でどこか壊れてるところがすき。
主人公みたいに、人生どうにでもなれ!って感じで吹っ切れた行動をとるとハイになって楽しいけど、あとで我に返って後悔しても取り返しがつかないことがほと…
娘の友人に恋をした中年男の暴走と彼の周りを取り囲む人々の異常性を通して、この世界に満ちる「美」の正体を解き明かしてゆくサスペンス・コメディ。
監督は、当時舞台演出などを手掛けていたサム・メンデス,…
ケヴィンスペイシーが娘の友人に恋をするというブラックコメディ。
スペイシーが演じる主人公は恋をしたことによって、これまでの仕事、家族などによって抑圧された生活から解放され、自分の欲求に忠実に生きるよ…
公開時に映画館で観た気がするけど、その時とは印象が全く違っていた。初めて観た時は若かったので、レスターがただのキモい親父にしか見えなかった。
でも今回観た時は、ケヴィン・スペイシーの見事な演技に魅せ…
急速に文明が発展した20世紀後半のアメリカが抱える社会問題を描いた話。正しく『世紀末の退廃』って感じがする。
皆がどこかしら精神的に壊れている。皆が自分の弱さを誰かに見せられなくてどう表現して良い…
終始シリアスな感じかと思ってたけど、ユーモラスなシーンが割と多くて見やすかった。ところどころ(特にラスト)なんとも言えない気持ちになったけど。緩急のつけ方がうまくて、どんどん引き込まれてしまった。最…
>>続きを読むテーマが美についてなのは分かるけど、あまり変に言葉にはし過ぎないで、物語が進行する。群像劇や主人公の幸せの葛藤のひな形があるとは思うけど、みている最中にラストどうなるのかとか予想は全くつかなかった。…
>>続きを読む隣人の父が悲しいな。息子にとても厳しかったのは自分を律する為だったのか…。ゲイへの嫌悪感は同族嫌悪だったのね。ずっと一人で抱えて誰にも自分自身にもカムアウトする事なく生きてきたのね。ゲイはアカンとい…
>>続きを読む