乾いた花の作品情報・感想・評価(ネタバレなし) - 5ページ目

『乾いた花』に投稿された感想・評価

刑期を終えて出所してきたヤクザのムラキは、賭場で威勢のいい張り方をして大勝ちする美女サエコと出会う。何もかも謎の美女に魅了されたムラキは、自分の帰りを待っていた愛人も冷たく振り捨て、賭場へのガサ入れ…

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ららら

らららの感想・評価

3.5
生きるとは何かを訴えかけてくる。
とんでもない虚無感が映像から滲み出ている。乾いてる全てが。

やり直すことやその世界にハマってしまったものたちはどう方向転換していけばよいのだろうか。
正統的なヤクザ映画とは違い、ごく実験的な映像表現に訴えて頽廃と虚無を官能と甘美に変える前衛的な傑作。篠田・武満コンビがとても合ってる。

メモ
いかにも「原作・石原慎太郎」って感じのニヒリスティックなアウトローの物語。全体的にスタイリッシュな作りになっていて、とりわけクライマックスの殺人の場面は美しい。ただこの長さの映画にするには少し…

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noris

norisの感想・評価

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少女にしか見えない加賀まりこ の経歴としては、20歳そこそこでパリに渡り、トリュフォーやゴダールと交流したのち、金が尽きて帰国した後に公開されたことになるが、松竹は8ヶ月お蔵入りさせ、同時期の日活「…

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kuni

kuniの感想・評価

2.0

いやいやいやそこは誰だったのか教えてくれよ
まぁなんというか昔の映画って感じですね
やっぱり70年代の邦画の転回ってエポックメイキングだったんだなと実感する
池部良は60年代に重用された役者の中では…

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lag

lagの感想・評価

3.7

村木という男が出所する。絵本引も麻薬も効かない。何者だったのか何故殺されたのかそんなことはどうでもいい。ただ順番だったのさ。しとしと降る雨と夜のネオン。バロックのアリアで掻き消されながら階段を上がる…

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AONI

AONIの感想・評価

4.0

乾いたモノクロ映像美が、心の渇いた男女を見事に描き出す。

タイトルの“渇いた花”とは賭博ゲーム「花札」と謎の女「冴子」を意味するのだろう。また、現代人の満たされることのない「心の渇望」を指している…

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noyoona

noyoonaの感想・評価

3.5
モノクロに
冴える音が
凄まじくタフ。
それだから、格好良い。
たいくつに溺れてくなんて、
なんて退屈な。

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