二人の親友同士の少年達と少女の話だ。一人の少年は失恋して自殺することになる。この映画はそう言い切ってしまうと、夏目漱石の「こころ」と同じ物語と言える。
但し、まったく違う点は少年を直接的に自殺に…
間違った選択をしてばかりの10代。不安定なこころをそのままぶつけることで周りを傷つけて、飛び散った硝子の破片が自分をも傷付けるようなくるしさ。そんな負のループから一生抜けられないような気がするけど …
>>続きを読むATGはどれもクセが強いでお馴染み。そりゃだってアートシアターギルドなんて名前じゃあ普通の作品があるワケない。…のだが、今作はかなり観やすかった。
ドロドロした青春劇で、こういう苦味が人生に必ずあっ…
洞口依子が悪魔的にかわいいのと若い頃の出川哲朗が見れる。ATG臭というか80年代邦画臭プンプンで全く好きになれないけど『青春神話』『クーリンチェ』ぽい感じはそこはかとなくする。ロメールの軽さが恋しい…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
ずいぶん昔に観たので出川哲朗が出ていたことしか記憶になく今回ひさびさに再見。かなり痛切な青春映画で観ていてちょっと漱石の「こころ」を思い出した。この映画の登場人物の多くが人を裏切っている。主人公・茂…
>>続きを読むちょっとドロっとして爽やかじゃない青春映画。
こんな青春もあるね。
今のように情報が伝わらない秋田の片田舎で、若者たちは狭い世界で夢を見たり、イライラを募らせたり。
シンジを裏切った茂のその後の人…
人間界の中にはたまに天使が紛れててそのあまりにも無垢で純白な天使にこの混濁した世界は醜穢すぎた、どこまでいったら内面に辿り着けるか結局の所人間はこの世でしか生きられないだから信徒は神に身を捧げるそう…
>>続きを読むタイトルに惹かれて鑑賞。
主人公がなかなかぶっ飛んでて全然共感できん。そうはならんやろ。
主人公の親友めっちゃ良いな。
図体は大きいくせに小心者なのたまらんな。
だからこそ余計に主人公が許せんな。…
「じゃあもう帰る」からの展開がストレートすぎて良かったし、「もうなんにもなくなっちゃった」と微妙すぎる笑顔で去っていく洞口依子が良すぎる。かわいすぎる😭ラストの雪まみれ×手血まみれカットもすんごいよ…
>>続きを読む