手術室の床の流水のカットが印象的
上田看護師と医師の会話
顔をしかめる軍人たちを見てニンヤリして、こいつらあほや、おれはどないしたんやろと問う医師
渡辺謙わっか、既に演技に色気がある
良心とは…
教授たちの無言の苦しみ、冷淡な佇まい。
成田三樹夫さんの「ガーゼ、ガーゼ」という静かなセリフが、独特の声とともに耳に焼きつく。
人を救うはずの医者が、生体解剖に手を染めていく。
それはまるで、いつ…
自分もこの立場だったら、どうなるか分からないって確かにそうだと感じた。
ずっと、医者や軍人に狂気感じてたのに、生体実験を初めてした後、先生たちが手術室に戻って来るシーンは、泣きそうになった。
原作読…
人を救う為の医療の犠牲になって死んでいった者たち、その命の重さとは、そして人間の良心とは何なのかを深く考えさせられる映画だった。
患者を実験材料、もしくは昇進の為の道具としか見ていない医師達の冷酷…
原作の小説、遠藤周作「海と毒薬」は前に読んだ。
実際に起こった九州大学生体解剖事件を題材にしている。
原作のあらすじには、「神なき日本人の"罪の意識"の不在の不気味さ」とある。
原作と劇中でも、ヒ…
あまりに怖くて避けてた映画
熊井啓監督を観たくて挑戦
主役が渡辺謙、奥田瑛二だったのもあって思ってたよりすんなり観れました。
熊井啓監督の役者選びが好き。
遠藤周作の原作には神への問いかけがあ…
久々の映画鑑賞、白黒映画も久々に見た。
九大で起きた捕虜の人体実験は知っていたが裏側までは知らなく勉強になる映画だった。
取り調べベースで進んでいく展開に、人物の立場・人間関係から組み立てて見る…
見終わって色々調べて、あの心臓マッサージのシーンは保護犬を使って撮影された、という記述を見て他の感想がぶっ飛んでしまいました。
(Wikipediaや個人のブログで読んだだけなので確たる証拠は無い…