きけ、わだつみの声 Last Friendsの作品情報・感想・評価

『きけ、わだつみの声 Last Friends』に投稿された感想・評価

どこかは忘れたが劇場で鑑賞。1995年だから新所沢な気がする。

邦画の戦争映画は致命的にダメな典型。
最近はどちらかというとやたらと悲壮感をあおって感動の涙を求める戦争美化の映画のほうが多いが、この作品は逆に反戦のメッセージが色濃すぎて吐き気がするくらい、ここまでくると気持ちが悪い。
戦没学生の手記を集めた「きけわだつみのこえ」は岩波文庫で読めます。
タイトルがこれなので、あれのイメージでいきましたが「なんじゃこりゃ」とおもいました。

戦争をこういうかたちで考えたかったら、NHKが8月や12月によくやっている戦争特集番組をみたほうがよい。
「きけわだつみのこえ」は岩波文庫で読みましょう。
8月個人的戦争映画特集第7弾

終戦50年の節目で作られた映画。
平成になるといろいろ変わってしまい戦争に対する考え方や表現に昭和の頃とは違っている。
従軍慰安婦が朝鮮人で騙されて連れてこられたところは当時の世相を表していると思う。
軍票で支払うところなどもリアルで良い。
フィリピン戦線に従軍看護婦がいたのも新鮮。
そういう良いところもあるけれどラストはいただけない。😅
原爆が落ちたのにただ1人生き残ってしまうのは無理がありすぎだし、象徴としても残念な展開。😅

このレビューはネタバレを含みます

1950年公開の関川秀雄監督作品に続けて鑑賞。

1995年当時の、織田裕二、仲村トオル、風間トオル、緒形直人、的場浩司…等などの人気俳優を主要キャストに据え、さらに彼らを、取り巻く俳優陣も豪華だ。(遠藤憲一、大杉漣、石橋蓮司、奥田瑛二、佐藤慶、井川比佐志……)
若き学徒兵役をみな、体当たりで熱演している。

当然基本的なストーリーは1950年版と同じだが、カラー映像になり、撮影技術の進歩もあり、より生々しく感じた。
また、フィリピン戦線だけでなく、神風特攻隊、徴兵忌避して逃げた学生…まで描かれている。さらに、この時代に従軍慰安婦や人肉食の問題を登場させているのも凄い。

ラストの、皆が甦った(幻想)場面は、あんなに長くなくていいのでは?と思った。
mh

mhの感想・評価

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このレビューはネタバレを含みます

現在の間に過去をはさんだサンドイッチ式の戦争青春群像劇。
六大学ラグビーというくらいしか共通点がないのに、突然、五十年前のまぼろしをフィールド上に見つけ、タイプスリップしてしまうというとんでも展開なんだけど、その設定自体は当時話題だった舞台「ウィンズオブゴッド」からいただいたのかもしれないね。
(映画版「ウィンズオブゴッド」と同じ年に公開になってるけど、そちらは二年前にお蔵入りしたものを松竹が合わせて公開したものとのこと)
ラスト、タイムスリップから戻ってくるので余韻がめちゃくちゃになってしまうんだけど、それ以外は攻めた内容になってて大変面白い。
・膨大な犠牲者のわりに映画化が少ないフィリピン山中の地獄を描いている数少ない作品。(ほかは「野火」と「大日本帝国」「日の果て」「北緯15°のデュオ」くらいじゃない?)
・徴兵忌避者の山狩りを含む逃亡劇。
・関東軍から転戦してきた極悪小隊。
・零戦を二機、本当に飛ばしている。
・従軍慰安婦問題を扱う勇気。
名作とされてる1950年の原作映画化の呪縛から解き放たれすぎてるのが地味にすごい。
のちの日本映画界をしょって立つことになる若手、織田裕二、風間トオル、的場浩司、仲村トオル、緒形直人がそれぞれ際立つ存在感なのも素晴らしい。
対戦車地雷をラグビーになぞらえるのとか単純だけどいいアイデア。
この映画がやろうとしていることの理想形は、岡本喜八の「英霊たちの応援歌 最後の早慶戦」で間違いないと思うんだけど、それよりもヒットさせたんだから大したものだと思う。
いま現在流行っている「ハッピーエンドルートは夢まぼろしで処理」を当時やってたのもすごいよね。笑顔の織田裕二がはまりすぎてた。
ぜんぜん期待しなかったからその反動で身を乗り出したけど、冷静に考えてやっぱりそんなでもないんだろう。
でも、面白かった!
原作を読了のうえで鑑賞。
手記を繋げてストーリーにした感じ。
登場人物たちと同世代の今の若者が観たらどう思うのだろう。
純粋であり明るく生きながらも来たるべく死を恐れていた兵士、慰安婦…
戦争のむごたらしさ、非情さがひしひしと伝わり苦しくなった。
学生時代に観に行ったなぁ…。現代から戦時にタイムスリップする話。

いろんな戦地の話が繋がれていて空も陸も特攻の話があったり、慰安婦がいたり、戦地での略奪、最後まで反戦を貫いて折檻を受ける人とか原爆投下など、おそよ学校で習った内容は踏襲されていた。ラストはなぜか皆でラグビー。

悪くない内容だと思うけども、あんまりテレビとかで放送せんね。偏ってた内容では無かったと思うけど。
一歩

一歩の感想・評価

3.5
原爆の恐ろしさ、特攻隊員の苦悩、慰安婦問題、人間の醜さ、追い詰められた人間の狂気など、一本の映画に戦争の悲惨さが満載されているなと観てて感じました。

特攻隊員が家族に大声で「さようなら〜」と別れを告げるシーンは涙無しでは観られませんね。
しんじ

しんじの感想・評価

4.0
何回見たか分からない作品。

仲村トオルが母妹に手を振るところでいつも泣いてしまうんだよなー。
出演者豪華ね。
Keicoro

Keicoroの感想・評価

3.0
タイトルは知っていたけど、観たことなかった作品

Wikipediaによると、
第二次世界大戦末期に戦没した日本の学徒兵の遺書を集めた遺稿集『きけ わだつみのこえ』の、1950年に公開された『日本戦歿学生の手記 きけ、わだつみの声』に続く2度目の映画化
(ストーリーは異なる)

1950年版も観てみたい
織田裕二の丸刈り時代。
上官役のエンケンさんも若くて悪いw

もたいまさこの亡くなるシーンにぐっとくる。
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