楢山節考のネタバレレビュー・内容・結末

『楢山節考』に投稿されたネタバレ・内容・結末

めちゃくちゃ良かった…

まず役者全員が文字通り身体を張って、現代の感覚から見ると有り得ない村の住人を違和感なく演じていることに感動した

序盤の田んぼに打ち捨てられた水子のシーンからも分かるように…

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因習や掟が支配する村社会に住む人々。
彼らの行動や感情が理解できないところがちらほら。
剥き出しの生と死。幾度となく動物の営みのシーンが入って動物と村人の境界が曖昧になっていく。演技や撮影に何となく…

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飢えとムラの中で営まれる生活様式
民謡が娯楽である様
苦しい時に見るとネガティブ思考が加速するのでアレだったかも

成し遂げられた風習の後に見る、新たな他の「口」達
内面に伏せている父殺しの罪
村の…

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閉ざされた村の風習しか知ることができず、抗うことも逃げることもできない…そんな限られた環境で育つことがどれほど恐ろしく残酷か…

「おっかあ、雪が降ったよ」
母が消えた跡には、すぐに新たな後釜が居座…

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何度もみたけど
名作中の名作。
保存用のDVDは大切にしています。

一見泥くさく生々しい場面が多いけど
それぞれの性格や心情が
とても丁寧に表現される。

辰平の優しさ。
おりんさんの包容力。
た…

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これが村社会ってやつダニか。。

全体最適のために個人の(過度な)犠牲を強いてそれに目をつむるって、特攻隊とかいじめ問題とその隠蔽とか、今でも日本人のメンタリティに根ざしてる気がする。

そのルーツ…

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ヘビはネズミを喰らい、時にその身を差し出す。そんなイメージ映像がこの村で行われてきた悲しい風習のそれと重なる。ネズミ子が増えれば糧は減る、いくら煮ても豆は増えない、食べる物がなければ弱い者から減らし…

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楢山節考、一度は見てみたいと思った作品だが、重いテーマを突きつけられ、ドスンと重たい気持ちになった。
貧しい村の未来を繋ぐための因習「楢山参り」、背負子に母を乗せて山を登るシーンは実にリアルで、白骨…

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・学校もない、本も読まない人々が生活の上で身についた言葉だけで会話する、嘘のない(なるだけ嘘をなくした)台詞回し。好感。

・動物、生々しい性、生き埋め、ラストシーンと、視覚的に魅せる場面が多い。

汚い、でもそれが人の営み。
あまりにも不衛生で絶対に口にしたくないけど、掻き込む気持ちはよく分かる。
嫌悪していてもオレも営みの中で生きているんだなと後悔と自責の念を覚えた。
仕来りを使ったポジティ…

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