このレビューはネタバレを含みます
この物語は常に傾いている。
「肉体に別の精神が入った状態で、その肉体に、必然の死が訪れてしまったら?」
なかなか哲学的な問いですよね。
この作品は、その発想を気持ちよく映画化してしまっています。…
"さよならの歌"がよかった。
蓮佛さんがピアノを弾きながら歌っているのは、終わっていくのを知っているみたいで、植物が伸びていくみたいに生命力があった。
からだに、いたことが残っているというのはいい…
水平垂直左右対称であることが美しいという既成概念をまずぶっ壊された。 ほぼ画面が斜め…(!)
みたことない演出やテンポだったのでとても戸惑う、、(記憶に焼き付けられてしまったのは病室のベット両サイド…
台詞のテンポが妙に早くて最初は驚いたけど、見ているうちにだんだんこの独特な雰囲気が面白くなってきた。蓮佛さんがとっても魅力的。特にかずおくんと入れ替わってるときの男らしい蓮佛さんが可愛くてかっこいい…
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