登場人物たちがこの世界に生きていて、それをただ切り取っているだけではないか、と思ってしまうような自然さがあって凄い。こんな風に映画が作れたら、どんなに良いだろうと思う、なにか映画の魔法のようなものを…
>>続きを読む幼稚さ≒純粋さ?
いかがわしい商品を売りながら叔父からもらったピザ屋で働き母親の遺した家で暮らし、パン屋の奥さんとの妄想に耽るボニ。ハンバーガーの肉しか食べないような妹のネネットがそこに訪れ、妊娠…
むかし 観たはずだが
また同じ気持ちになった。
グレゴワールド・コランが苦手だったことを思い出す。強すぎて。
でもボニが、いい。
ボニはきっとママを愛していて、ママに溺愛されていたんだ。だからネ…
ゆっくりと漂い、揺らいで、そして浮遊していく ———
冒頭、ネネット(アリス・ウリ)がプールの水に背をあずけて浮かんでいる、あのイメージ。
いつもは無口で硬い表情のネネットが、このときばかりは、…
グレゴワール・コランの性欲強そうな坊主ビジュが良い。伊丹十三くらい食と性的なメタファーを結び付けてて気持ち悪いし、ピザ生地のシーンなんて最悪(褒めてます)。クレール・ドニの飯は基本不味そう。パン屋の…
>>続きを読む小麦粉の匂い、汗ばむ肌、そして小さな命の脈動。
マルセイユの光と影の中で孤立するふたりが手繰り寄せる、歪で官能的な愛の手触り。
クレール・ドニ監督が第49回ロカルノ国際映画祭で最高賞に輝いた、初期の…
登場人物たちがどんな考えを持って行動しているのかわからない感じがとても良い。
ネネットもボニも、自身の欲望の正体が愛なのか、支配欲、暴力なのか、それとも性欲なのかわかっていないと思う。
そんなわから…
汗ばんだ肌の凹凸や色を、パン生地のように生々しく眼差すアニエス・ゴダールのカメラワークが熱を帯びていた。俯瞰されたメイル・ゲイズの嫌悪感と、それを断罪しない距離感を感じる。
選択を間違え続ける人々…