クレールドゥニは女性らしいが、アニエスヴァルダと確かに似てる。両者とも「大人になれない女性」を描いてたけど、父性に目覚める男を描いたドゥニはすげえなぁ。女性監督なら、逆はよく見るんだけど。
花束の中…
VHSで鑑賞
妄想癖のある奥手なボニの前に妊娠して現れた妹のネネット
両親の離婚によって離れ離れだった兄妹が少しづつ歩み寄る過程とボニの妄想とパン屋のヴィンセント・ギャロが好き
クレール・ドゥニ…
若い女の子の妊娠の苦悩を撮るのかと思ったら殆どがその女の子の頼りにならねー変態兄貴にカメラを向けまくるなんてふつうの女性監督のやる技じゃないっしょ。尖り散らしまくってるクレール・ドニはそりゃ痺れるし…
>>続きを読むぺドロ・コスタの「骨」まではいかないが、中々のどん詰まり感。汚いフランスもよいね。プールに浮かぶネネット。ライフルの似合うイケメン、ボニはオナニー大好き。ボニの飼ううさぎ。青い浴槽。ピンクのパン屋の…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
パン屋の女房への思いが募るあまり、ピザの生地に顔をうずめるシーンは一歩間違えれば破綻してしまうが、そこを笑せない演出力。モデルガンで、病院に乗り込む姿には思わず、泣いてしまった。プカプカと浮かぶ彼女…
>>続きを読む2015.05.28@池袋新文芸坐
男の子を体現した様なボニと、女の子を体現した様なネネットの兄妹。それぞれが侵入者に侵された時の反応についての映画。夢想への現実の侵入。妊娠を侵入って捉え方もあるの…
クレール・ドゥニのバイオグラフィに登場するのはヴィム・ヴェンダースとジム・ジャームッシュ。で、彼らとドゥニが異なるのは、その性別。『ネネットとボニ』はまさしくヴェンダースとジャームッシュを父としてド…
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