シリーズ第四作。大正時代のいろんな職業を覗けるのもこのシリーズの楽しみで、今作は神田を舞台に消防団員たちの活躍が描かれる。といっても万引き犯を捕まえたり警察の補助的な役割が日常的な仕事。消えゆく昔…
>>続きを読む配慮が要求され、当たり前になった今、60年代作品は違和感を感じずにはいられないと思いきや❗
静かに熱く展開される話に、「男」を感じずにはいられない‼️
90分の尺にオールスターの散りばめかたも上手く…
このレビューはネタバレを含みます
東京神田を舞台に火消しの男たちが、賭博絡みで呉服屋を潰そうとする輩たちと闘う。
おその(野際陽子)の「なんか無理をゆうて欲しいんや」などの大阪弁がかわいい。神田が舞台なのだが、鶴田浩二さんの長次とお…
▶時は大正十年
▶藤山寛美の流れるような芝居は観ていてため息が出る……
▶ただひとり洋装姿の天津敏の悪役ぶり今回も冴え渡る
▶大阪弁の鶴田浩二の壮絶な最期
▶元芸者で今は大店の若女将の藤純子のおどお…
芸者に逆戻りした藤純子を足元から順に全身を捉えるショット。しなやかな色気が素晴らしい。添えないことを詫びる高倉健は頭を上げるとなんと涙を流している。
汽車の車窓から漏れる光が瞬く中での闇討ちシーンは…
藤山寛美の独特のリズムの会話リアリティが図抜けていて、思わず笑ってしまう。健さんも後ろ向きの時に笑ってしまっているように見えたのだがどうだろう。
任客伝シリーズ二つ目。
任侠モノの定型が知りたくて…