サラの鍵の作品情報・感想・評価

「サラの鍵」に投稿された感想・評価

ryodan

ryodanの感想・評価

4.2
2014-05-18

K・S・トーマス主演。
切ない映画でした。ふとした運命が交錯していく流れが、とても自然でキレイでした。こういうところがヨーロッパ映画ですね。極端な盛り上げがないというか。サラ役の女の子、イイ芝居します。話の出発点になる、ユダヤ人大量検挙事件、略称「ヴェル・ディヴ」事件。なぜこうもユダヤ人が迫害されなければいけなかったのか。強権ナチの民族浄化運動だけが理由なのでしょうか。「アンネの日記」をビリビリに破いてしまう輩がいるような、極東の小さな島国では、この狂気は推し量れないです。戦争なんて理不尽この上ないものですからね。サラの行方を追う主人公、ジャーナリストですが、この職業の傲慢さも描いています。知りたくない過去を土足で踏んで行く。ジャーナリストという盾が、真実を知るということが周りの雑音を消し去っていく。サラの人生が幸せだったとは、誰にも言えない。アウシュビッツ行きを免れたとはいえ、あの年齢にのしかかる残酷な運命は、余りにも大きかった。そんな人生を誰にも知られず、ひっそりと消えていったサラ。彼女の人生に光を当てた主人公の功罪。それを含めたラストが沁みました。
mio

mioの感想・評価

5.0
もう本当に辛いに限る。本当に衝撃だし、辛いし悲しいし、でも主人公の女の子が命がけで弟の元にいく姿は本当に感動します。
きあん

きあんの感想・評価

4.0
現代パートが蛇足なことが救い(笑)前半の勢いでラストまでいったら辛すぎて観てられなかったな
あの子供達が服を脱いでも脱いでも星が縫い付けてあるシーンの切ないこと
ただ🤔忘れてはいけない・伝えていかないといけない歴史であることはもちろんそうなんだけど、その人にとって忘れたい 消し去りたい過去を蒸し返すのは正義なのだろうか?ジャーナリストって難しい仕事だな、、
エイジ

エイジの感想・評価

5.0
彼女たちを決して忘れてはいけない。そんな思いが見事なほど伝わってくる素晴らしい映画でした。

今の平和が当たり前と思ってはいけない。

ウィリアムからすると、母の辛い思い出を知って、母を思い出す心がより痛むようになった時に新しい命の名として生き返ってくれたことを知り、複雑な気持ちが湧き上がったんだろうなぁ。

全体がまとまっていて、観ていて苦しいけど、映画としてはなかなかよかった。
ショックな話やけど絶対に忘れてはいけないことやとめっちゃ思った
まさに地獄絵
昔にあった最悪な事件をこの映画で知れて良かった。
あの原作をこの時間に短縮できた構成力のすごさと2人のキャラクターの引き出し方と今だからこそってゆうサラの決心が良かった👍
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