二十一歳の父の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『二十一歳の父』に投稿された感想・評価

曽野綾子の原作を中村登が脚色監督した。山本圭は、盲目のマッサージ師と結婚、初孫が誕生する。しかし子供を背負った倍賞は交通事故死。落胆した山本は自殺を図る。父親の山村聰は、それほど深く愛していたことが…

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4.0

1964年製作公開。原作曽野綾子。脚本監督中村登。

大学の教授たちが女子学生にしたい放題。講義中、キレイなあんよに唆られてスカートを捲り上げ、君はいいスカートを穿いている。別の教授は、髪のリボンを…

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ファーストカット、濱口竜介もかくやの超絶ショットで震える
その後も、成島東一郎による絶品カメラワークの連打
全体的な間合い感も濱竜みがあり、終始こんな静かさの中で持続するスリル、なかなかなし
電話ボ…

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mingo
4.4

凄い映画だ。高度経済成長期の若者の葛藤が話の筋だが、台詞と成島の撮影と武満の楽曲が組み合わさりビターすぎる傑作に。バカを分からせる最後の選択肢の“悲惨さ”に伝統的な家族のカタチを押し付ける理解のない…

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あの深刻な武満の音楽、冷めた色彩で動く成島カメラにビビる。「結婚式・結婚式」のあとにみただけにギャップがすごい。曽野綾子原作だいたい気に食わないけどこの作品はかなりやられましたノボ脚本。スカートめく…

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csm
5.0

成島&武満のジャジャーンとした感じにこれは大変なやつ…と思わせて本当にその通りだし圭に倍賞は言わずもがな、山形勲の映画と思わせてこんな素晴らしい勝呂さん初めて見た。パーキンソン氏曰く〜?穂積の授業な…

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ファーストカットで「これは好きなやつ」と確信したけど、やっぱり良かった
Gocta
-

テレビ局の幹部の父親、銀行マンの兄といったエリートを身内に持つ次男が、家庭に居場所がなく家を出て、両親に相談することもなく盲目の女性と結婚、何とかやってゆこうとする姿を父親の視点から描く映画。面白か…

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tBi
3.8
Rec.
❶23.08.13,神保町シアター(35mm)/生誕110年記念 映画監督・中村登――女性讃歌の映画たち
4.1

次男が知らぬ間に盲目の女性と婚約していて困惑するも彼らの暮らしを支援する父。

底抜けに陽気な作品の直後だったので油断した。中村監督の振れ幅…!

熱出した孫のために懸命な山形勲の姿を見た直後に…

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