1939年の作品なのにいま見ても面白い。
馬車に乗るあの人数のキャラクターを、短いセリフで把握させる描き分けが見事。ギャンブラーなのに実は善人で紳士的、なのに差別的な視線も持ち合わせる南部の貴族な…
冒頭から比較的速いペースでカットを割っているが、全てのショットが絶妙な間合いで呼応している。光の艶めきを常に意識させる構図と、生き物の動作や表情のひとつひとつを生き生きと捉える画面連鎖は筆舌に尽くし…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
あっという間の96分。
最後の最後まで無駄が一歳ない、、
音楽の使い方もめちゃくちゃ有機的。
雰囲気という言葉を使う暇のなく
全てがしっかり映ってる。
映るべきところが映っている。
かっこいいな…
…
終盤の迫力…画力がえぐかった💦
名作認定される納得の作品
スピルバーグが子供時代感化されたのもわかる!
時は開拓時代
荒くれ者のアパッチ達が大暴れする中
どうにかしてアリゾナからニューメキシコまで…
2025年176本目
最近ロードムービー熱があって、
その前段階の作品もちゃんと観ようと思って鑑賞。
部分的には大学の授業で観たことがあったけど、ちゃんと全部観るのは初。
移動中の会話する場面で…
このレビューはネタバレを含みます
映画は根本的に娯楽であると仮定した時、
映画というジャンルにおける完成系はこの映画にある。ベンハーの馬もいいが、あれが演出力によって魅せているとしたら、今作は馬が魅せているのをそのまま映している。映…
1番好きな映画は?と問われるとジョン・フォード監督の駅馬車と答える。
好きな理由は一杯ある。
美しくて迫力映像、ストーリーの語り口、役者の演技、手に汗握るアクション全てが詰まってる。
でも1番は…
駅馬車での旅を舞台にした伝説の西部劇
ヒューマンドラマ的な要素が強く、駅馬車で旅をして、意見がぶつかりながらも同じ目的地にいこうとする人々の様々な絡みがとても面白い、
全キャラこの物語に必要不可欠…
善と悪と誰が勝手に線を引く?矛盾した世界に酒を飲んで、主語の大きいものに疑問を投げかける。追って追われて不安定だから動物であれるのに、わざと忘れて得た安定にあぐらをかく。そこにずっと見落とされた何か…
>>続きを読む