不気味で、シュールで、美しく、エロくて、笑えて、エロくて、美しく、シュールで、不気味。このエンドレスを観ているような作品で、鈴木清順が「SEIJUN SUZUKI」として世界で(カルト的に)愛される…
>>続きを読む腐りかけが1番美味い
桜色の骨
悪夢が正夢だったような幻想的体験
幻聴の原理は願望の投影か?
時間感覚の捻れと整合性のない因果関係の奇妙さに畏怖する
言葉と行動と事実のズレに混迷した不可視の出来事…
内容とかシナリオより画面と雰囲気を楽しむロマンホラー。
*こういう映画をジャンルとして括りたくないのだが調べたところホラー/サスペンスみたいなので。
そうだがわかりやすい恐怖演出はなく自然な場所(…
このレビューはネタバレを含みます
鈴木清順監督の大正浪漫三部作と括られる作品の中では1番分かりやすく、雰囲気も含めてとても気に入りました。全てを理解できたつもりは毛頭ありませんが。
とにかく大谷直子の色気が半端ないです。艶やかで淑や…
とっても生真面目な大学教授の青地と破天荒な狂人ナカサゴ。これはブロマンス物語なのでは…とナカサゴが自身の娘に勝手に青地の名前をつけたあたりで悟る。
ジャケットになってる、お稲に接吻せんとするナカサゴ…
好きな時代設定。生まれ変われるならこの和洋折衷かつモボモガ文化を体験したい。
海が見える素敵な家…
そしてストーリーは、ホラーなのか、妄想話しか、夢なのか、死んだ嫁に似た人とまた出会ったのか、いろ…
「意味がない」「意味が分からない」と「面白い」は相反する事柄では無いのだ!…という僕にとってはとても大事なことを教えてくれた一本。
意味なんか分からなくても面白ければ、美しければ、恐ろしければ!…そ…