かなり好きだった。
最初は石田ひかりのテンポ感早く元気なキャラクターについていけるか心配だったが、段々いつもの(「ふたり」で見慣れている)細々と夢みがちに喋る少女に落ち着いて、やはりこっちのが合うよ…
開始10分くらいで変な不快感あったんだけど、普通におじさんが気持ち悪すぎてダメだった…。おじさん達の理想?を映像化したというか都合の良いような?
少女めっちゃ可愛いんだけど、なんだろうおじさん…
噎せるほどのセンチメンタリズムとノスタルジィ!少女の瑞々しい身体!天真爛漫でありながら奔放!清純でありながら放埒!
嗚呼!夢を具現化したかのような、永遠の少女よ!我が愛よ!
とまあ、甘ったるい感傷…
『めまい』の有名な瞳のクロースアップの中で幾何学模様が回転するタイトルシーンを思わせる、波紋が起きた水面の中で回転する女体が幻惑的なタイトルシーン。
めまい的なテーマ(女性に対する幻想の押し付けへの…
大林監督のはるかなるノスタルジィ
2012年6月4日 16時01分
1992年原作山中恒。音楽久石譲。プロデューサー、企画大林恭子。編集、脚本、監督大林宣彦。
大林宣彦監督の最新作「こ…