あしたの作品情報・感想・評価

『あした』に投稿された感想・評価

船が遭難して、家族や大切な人を亡くした人たち。そこにさまざまな手段で、この日時に、指定の場所に来いと連絡がくる。
集まった人たちのもとに、果たして何が起きるのか、というストーリー。

映画の出来としては、あまり良くないと思う。無駄なシーンが多い。原田知世の登場するところも、なぜ入れたのか不明だし、そういうシーンが多い。そして、下手な役者が多い。柏原収史もダメだし、へたっぴな女優だと思ったら、元ピンクレディの増田恵子だった。
しかし、いろいろ考えさせる映画である。
家族や恋人との時間を無為に過ごすと後悔する。いつか別れの時が来る。
大切な人と、しっかりと生きるべき。そんなことを思わされた。
mgc

mgcの感想・評価

4.0
よくできた映画じゃないんだけど大林宣彦に求めてるものを全部見せてくれる感じ。オンオン泣いた。
yuukite

yuukiteの感想・評価

3.6
劇場で。大林の新尾道三部作の2本目。あまり評判にならなかったが、意外とすき。ビジュアルがコクーンっぽい。キャラクター皆良いが特に原田知世や植木等が好演。多岐川裕美のエピソードも印象に残る。そういえば、新尾道三部作の3本目って何だった??
マドカ

マドカの感想・評価

3.0
昔観た映画。
ただただ宝生舞の横顔観たさに観ただけの映画。
機会作ってまた観ようかな。物語が気になる。(植木等拝みたい)

このレビューはネタバレを含みます

大林監督流ファンタジー群像劇。宝生舞さんがむちゃ良い。あと田口トモロヲさんが演奏してる謎楽器が気になる

それにしても気味の悪い描写が多かった。ヌード及び初潮シーンの必要性に疑問が
顔タ

顔タの感想・評価

4.3
死者に再び会うために浜辺に集結する生者たち…っていう大林宣彦感満載の群像劇。
死者からのメッセージが届いて居ても立っても居られない〜って感じの序盤の高揚感好き。
一人鑑賞。
新尾道三部作 第二。

どうも同じ主演俳優の『青春デンデケデケデケ』や新尾道三部作第一『ふたり』に比べて、
規模や演者、内容は決して引けを取らないのですが、
どうもあまりレビュー数も評価されない忘れられてる作品。

個人的にはタイトルの付け方や内容は秀逸かと思うのですが...前者と比べて少し長く感じるのも確か。

佳作。

あとジャケットをちゃんとして『あした』のパッケージに直して欲しいです(このパッケージではやはり『ふたり』に負けてしまってます)
今日4/10は、大林宣彦監督が旅立たれた日です。

さくらあんパンがお好きだった監督は、昨年の桜が咲き誇るこの日に、遠くのロケハンに行かれてしまいました。

きっと今頃は、仲良しだった高畑勲監督や、お世話になった黒沢明監督と、映画談義に花を咲かせているだろうと、奥さまの恭子さんが話されていました。

若い頃は今みたいに、新作がすぐに家で観られる環境ではなかったので、大林監督の作品も封切りすぐに映画館に駆け込んだものでした。

と言っても、今は家でゆっくり映画を楽しむ時間が、なかなかとれませんが💦
(おまけに2台あるTVの両方のBDが壊れてしまい、内蔵メモリーもギリギリで、リアルタイムで観るのがやっとです)

まだまだコロナの影響があちらこちらで出ていて、仕事を変わったばかりの私も余裕が全くない状況ですが

ぜひ大林監督の、不思議な暖かい世界に、またゆっくり足を踏み入れてみたいです
Jimmy

Jimmyの感想・評価

3.8
大林宣彦監督の「新・尾道三部作の第二作目」となる『あした』は、死んだ大切な人からメッセージを受取った人達が尾道の浜に集まって、大切な一夜を過ごす感動的なドラマ。

「新・尾道三部作の第一作目」の『ふたり』は幸せな物語であったが、本作は切ないけれどもユッタリとした時間が伝わって来る群像劇であった。
船の沈没事故で亡くなった人達は、残された人達にとっての恋人だったり家族だったりするが、「午前0時になったら呼子浜で会おう」と亡き人達から生きている人達へメッセージが伝わると、亡き人と再開できることを期待して様々な方法で呼子浜へ向かう。自転車、バイク、小さな自動車、オート三輪、舟、大きな自動車など…。
そこに、メッセージとは縁のない女性二人を絡めての物語は本当に良くできていた。

本作冒頭に次のテロップが出る。
「――――ひとは約束する。
 出逢うために、
 共に生きるために、
 そして、――――
 ときには、『さようなら』を言うために」

物語の内容については、詳細は割愛するが、DVD特典映像(約30分)には大林宣彦監督の思い、エピソードが語られていたので、一部紹介する。
○大林宣彦監督は、本作を「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・尾道」と考えており、時の流れをとても大切にした映画であること。
○呼子浜に作ったセットの小屋を舞台にした夜シーンの多い映画であるが、この浜は潮の満ち引きの差がとても大きくて8メートルの違いがあったため、海面高さと天気を気にしながらの難しい撮影であったこと。(2月頃の真冬の寒い時、夜シーン中心、45日の撮影期間)
○この映画を作るにあたって、船が浮かび上がるシーンはCGを使わずに、本当の木製の船を一旦沈めて浮かび上がらせたところを撮影したもの。
○カメラマンと照明係から、「生者には影を付けて、死者の影は無くしてしまおう」という提案があったが、監督は「同じ時間を生きる人達…という意味にしたいので、影は生者も死者も有りにしたい」との意向で影を無くす処理はしなかったこと。……など
まるみ

まるみの感想・評価

4.8

このレビューはネタバレを含みます

大号泣。予想以上に良かった。
前情報特にいれず鑑賞。最初、ああ、黄泉がえりみたいなもんか、などと思ってしまったが反省。全編通して音楽が重厚で切ない。常に号泣まで3秒前状態だった。

登場人物全員がよくぞこんな癖のある人たち集まったなという感じ。ヤクザ、同名で勘違いして来てしまった人、不倫相手…。原作読んでないからなんともだけど、このキャラの描き方がすごく大林宣彦監督っぽい。

誰ひとりとして、死んだ人間が帰ってくるということを疑わないのが不思議。疑ってるのはパートナーとの死に直接関わってない人。でもそれが心が壊れているってことなのかなとも思った。

峰岸徹夫妻が子どもそっちのけでヤってるのは親としてどうなんよと思われる人もいるかもしらんけど、どうしても会いたかった人と肌と肌を重ねたいよな、と感情移入してしまった。親である前に男と女じゃん、そうなるよ、と。これはまだ私が独身だからそう思うのかもしれないが。

それと宝生舞、柏原収史の高校生カップルの純真さに大号泣。いちばんシンプルに生者と死者の立場を描いていたからか余計に刺さった。お互いに自分の気持ちに正直だった。連れてって!と宝生舞が叫ぶところは今思い出しても涙腺が緩む。

各々のさよならのカタチが描かれていたけど、個人的に好きだったのは一瞬しか出てこない船長。井川比佐志に家族を呼ばなかったのか?と聞かれて、船乗りは常に最後の別れを行って海に出るからと答えたところ。でも船長、去り際に泣いてるんだよね。どんなに覚悟していても別れはやはり辛い。会えば余計寂しくなるかもしれないし、それも相手を思えばこその行動なのかな。

遺された、これからを生きる人間の描き方も良かった。強がってた林泰文の号泣っぷりが情けなくて可哀想で可愛い。騙し合いとかで描かれるのとは違う「人間のエゴ」がより自分の心に響いたんだと思う。良い意味ですっごい残酷で、美しい映画だった。ラストの朝焼けが本当に身に染みる。すごく爽やかに終わる。

あと、典型的なお涙頂戴ものじゃなかったのも素直に観られた要因かも。

でもやっぱり最後の生理描写は蛇足に感じるし(大林監督っぽいが)とやけに好待遇の原田知世はどうなん?となる笑。で、マイナスつけちゃった
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