はるか、ノスタルジィの作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『はるか、ノスタルジィ』に投稿された感想・評価

本作は大林宣彦お得意の尾道じゃなくて小樽が舞台

原作は『転校生』『さびしんぼう』の山中恒(やまなか ひさし)、山中恒は小樽の出身

美が宿っていません

現実と虚構とを行き来する度に段々と入り混じるやつ。
シリアスな物語に文学的な台詞という結構危ない橋を渡る演出にハラハラしながら観ていた。
ゆったりデートをしている内は、そのイタ…

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『はるか、ノスタルジィ』を巡る評価は表層のロマンティシズムにも批判的視線が向けられがちだが本作を真正面から読解すると、それは記憶の編集と創作行為の倫理的救済をめぐる抒情的実験である。
物語は中年の作…

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aco
2.0

北海道小樽を舞台に、人気小説家の綾瀬慎介が、はるかという少女との偶然の出会いをきっかけとして、忘れ去ろうとしていた三好遥子という女性の記憶を辿ってゆく。
現代の世に具現化した高校時代の自分自身にも導…

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mimin
3.4
有名な監督の作品なのだから、何かを感じなきゃと思いながら観たがなんとも。
学生役は、長渕剛家族ゲームに出てた俳優ですね。今は何してんだろ?

 ノスタルじじぃがノスタルジーで再起する話。

 まとめるとこんな感じだが、それを大林宣彦監督が撮るとマジックがかかると、極端な虚構世界の個人的な話が普遍的なエモーショナルを持った物語となる。不思議…

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私個人としては、映像の魔術師🧙大林宣彦監督の、格好のヒロイン石田ひかりを得て本領発揮した集大成作品との認識。少女👧小説「小樽の恋シリーズ」の人気作家🖋️綾瀬慎介勝野洋は、同郷挿絵家紀宮ベンガルの死で…

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4.3

250731

姉妹坂を見た流れで。
ノスタルジィだな。街や人物の見え方はかなり好き。エモーショナルながら日常感もある。時間に待ち合わせし、小樽の町を歩き回り、ポツポツと会話をする。満ち足りた行為だ…

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大林宣彦の中では例外的に好きな映画。いつも通りめちゃくちゃなんだが普段より完成度が高く破綻の魅力に溢れているというか。拙いがやってることはダニエル・シュミットにも通じると思う。

あと小樽の街並みが…

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山中恒の、映画のための書下ろし小説を、大林宜彦が監督した。作家が、高校時代の自分と一緒に記憶を辿る。
試写にて

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